ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」（ATP250／１月9～14日／賞金総額50万8360ドル／ハードコート）の男子シングルス2回戦で、第2シードのジョン・イズナー（アメリカ）がマレク・ジャジリ（チュニジア…

　ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」（ATP250／１月9～14日／賞金総額50万8360ドル／ハードコート）の男子シングルス2回戦で、第2シードのジョン・イズナー（アメリカ）がマレク・ジャジリ（チュニジア）を6-3 3-6 7-6(6)で破り、準々決勝進出を決めた。イズナーは最後の3ポイントをボレーで決めた。

 「ネットに出てポイントにトドメを刺さなければならなかった。それは必然性からだ」とイズナー。「僕はそれを3ポイント連続でやった。そのことを誇りに思う」。

　4人の元優勝者たちが水曜日に2回戦をプレーすることになっていたが、イズナーがコートに入ったときには、そのうちの2人がすでに姿を消していた。

　前年度覇者で第1シードのロベルト・バウティスタ アグート（スペイン）はウイルス性胃炎のため、プレーを始める前に棄権することを強いられ、代わりにラッキールーザーのホセ・ステイサム（ニュージーランド）が、彼が抜けた場所に入った。

　バウティスタ アグートと戦うことになっていた2015年大会優勝者のイリ・ベセリ（チェコ）は、代わりに世界ランク434位のステイサムと対戦すると知ったとき、少し楽ができると思ったかもしれない。しかしベセリは6-7(6) 7-5 6-3の激しいバトルを強いられることになった。

　また、この大会を4度制している第3シードのダビド・フェレール（スペイン）は、センターコートの第1試合で6-2 4-6 7-6(4)の激戦の末、ロビン・ハッサ（オランダ）に敗れた。ナイトマッチでは、第4シードのジャック・ソック（アメリカ）が、同じくアメリカのライアン・ハリソンを7-6(5) 4-6 6-1で下した。(C)AP