ウォルバーハンプトンは23日、レアル・ソシエダからブラジル人FWウィリアン・ジョゼ(29)を今季終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ウィリアン・ジョゼは2011年1月にウルグアイのデポルティーボ・マルドナドに加入して以降、サ…

ウォルバーハンプトンは23日、レアル・ソシエダからブラジル人FWウィリアン・ジョゼ(29)を今季終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

ウィリアン・ジョゼは2011年1月にウルグアイのデポルティーボ・マルドナドに加入して以降、サンパウロやグレミオ、サントスなど母国クラブをレンタルで転々としていた中、2014年1月にレアル・マドリーの下部組織にレンタル移籍したことで欧州上陸を果たす。その後、サラゴサやラス・パルマスへのレンタル移籍を経て、2016年夏に完全移籍でソシエダに加わった。

ソシエダ加入後、ラ・リーガでは4シーズン連続で二桁得点を記録してきたウィリアン・ジョゼ。昨冬の移籍市場で、負傷離脱していたFWハリー・ケインの代役を探すトッテナムへの移籍が迫っていたが、ソシエダがオファーを却下したことで破断に。その時、クラブの公式SNSを通じてプレミアリーグ挑戦の夢を明かしていた同選手は、今季はやや序列を落とし、ここまでリーグ戦では13試合で3ゴールという数字だった。

そしてこの度、頭蓋骨骨折で長期離脱中のFWラウール・ヒメネスの代役を探していたウルブスからのオファーを受け、念願のプレミアリーグ移籍が実現。クラブによると買い取りオプションが付随しており、スペイン『Cadena SER』は2000万ユーロ(約25億2000万円)と推測している。