「ヤフースポーツ」豪州版が2021年シーズン終了時点のPFPを予想  ボクシングで全階級のボクサーを格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP)は複数の海外メディアが独自に選定しているが、「ヤフースポーツ」豪州版では2021年シーズ…

「ヤフースポーツ」豪州版が2021年シーズン終了時点のPFPを予想

 ボクシングで全階級のボクサーを格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP)は複数の海外メディアが独自に選定しているが、「ヤフースポーツ」豪州版では2021年シーズン終了時点のPFPを大胆予想。権威ある米専門誌「ザ・リング」のPFPで2位に選出されているWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)を「世界で最も完璧なボクサーかもしれない」と称賛し、No.1候補に選出している。

「誰が2022年1月にPFPNo.1になるのか」という特集で、筆頭に登場したのは4階級王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)だった。

「カネロ・アルバレスは現在の世界PFPでベストファイターだ。そして、2021年を通じて、この権威を保持し続けると信じることは大げさではない。彼は魅力的なファイトを組もうとするだろうし、それに勝てば、その座をキープするだろう」

 昨年12月に元WBAスーパーミドル級スーパー王者のカラム・スミス(英国)を圧倒したカネロは複数のPFPでトップに評価されているが、そんな最強王者の玉座を脅かす存在がいるという。

井上がPFP1位に立つ可能性に言及「アルバレスを凌駕することも想像の範囲内だ」

「カネロは優秀だが、メキシコのスーパースターが2021年に2勝0敗か3勝0敗だったとしても、彼を凌駕する能力を持つファイターが1人存在する。バンタム級のナオヤ・イノウエは世界で最も完璧なファイターかもしれない。凄まじいほどにダイナミックなスキルの数々を持ち合わせており、近い将来に彼が敗れることは想像困難だ」

 今年1年が終わったところで、カネロを超え、PFPの頂点に立つ対抗馬としてモンスターの名前が挙げられているのだ。

「彼は速く、パワフル、タフでスマートだ。彼は現時点でヤフースポーツのPFPで3位に位置しており、射程圏内にいる。イノウエは驚愕の能力を持ち合わせており、アルバレスが勝ち続けたとしても、アルバレスを凌駕し、トップに滑り込むことも想像の範囲内だ」

 記事では賛辞が並んでいる。確固たる地位を築いた「ナオヤ・イノウエ」が、ついにPFPトップに上り詰める期待がかけられている。(THE ANSWER編集部)