ブラガのブラジル人FWルーカス・ピアソンが、不遇だったチェルシー時代を振り返っている。イギリス『イブニング・スタンダード…

ブラガのブラジル人FWルーカス・ピアソンが、不遇だったチェルシー時代を振り返っている。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

ピアソンは2011年夏にサンパウロからチェルシーに加入すると、初年度にチェルシーユースの年間最優秀選手に選出。将来に期待がかけられていたが、その後はマラガやフィテッセ、フランクフルト、フルアムらへのレンタル移籍を繰り返すことに。結局チェルシーのトップチームでは公式戦3試合の出場しか果たせぬまま、今月14日にブラガへ完全移籍した。

ピアソンは以前から、青田買いで獲得した若手選手を高値で売却するチェルシーの手法を批判している。ロンドンのクラブを完全に離れた今回も、『インスタグラム』においてチェルシーで味わった失意を明かした。

「僕たちが(レンタル先から)戻ってくると、いつも新しい監督がいた。そして、夏のプレシーズンを過ごしている途中で新しい選手が入ってくるんだ。その度に、『うまくやれば監督が引き留めてくれるかも』と思っていたよ」

「でも心の底では、クラブは新加入選手に大きなお金を払っている以上、間違いなく彼らを起用するから、僕らにチャンスはないと思っていた。3~5週間はクラブにいられると分かっていたけど、その後にレンタル先をクラブが見つけてくる」

「最初の頃は、チェルシーが本当に自分を必要としていて、僕が成功して戻ってくることを望んでくれていると思っていた。でも、3~4回目のローンの後で、これは単なるビジネスだと理解したんだ」

また、インタビューのなかでピアソンは、2年間で公式戦58試合に出場したフルアムに完全移籍できなかったことについて、非常にフラストレーションが溜まったと吐露している。

「僕はフルアムに残ることを確信していた。そこでの2シーズンは素晴らしかったし、クラブを愛していたからね。だから、何が起こったのかはいまだに分からないよ。チェルシーからはトマシュ・カラスも来ていたが、彼も残らなかった」

「フルアムがチェルシーに出したオファーが十分だったかどうか、そもそもオファーを出していたのか、わからない。でも、僕は2年間でクラブやファンと素晴らしいつながりを持っていたから、厳しい決定だった。プレミアに残れず、フラストレーションもあったね」

さらに、ピアソンはチェルシーで良い時期を過ごしたとは言い難いものの、そこで得た経験は大きなものだったと、現在の前向きな心境を語った。

「チェルシーでは正直言って大変だったけど、後悔はしていない。若い時にスペインやオランダ、ドイツに行けたんだ。良い経験になったし、トップリーグでプレーできて楽しかった。もちろん、1つのクラブにずっといられる方が良いだろうけどね」