今回SPORTは、かつてスペインでプレーした22歳のMF千葉真登にインタビューを行った。 10歳で湘南ベルマーレのジュニ…
今回SPORTは、かつてスペインでプレーした22歳のMF千葉真登にインタビューを行った。
10歳で湘南ベルマーレのジュニアユースに加入した千葉はその2年後、2010年にわずか12歳でスペインへ渡ることを決断。2015年までの4シーズンをスペインで過ごしている。
以前、SPORTの取材に応じた金久保陸生・銀次兄弟と同じく、長い期間をスペインで過ごした千葉。FCバルセロナとの対戦経験もある同選手に今回、スペインでの苦悩、プレーを決意した理由など多くのことについて語った。

バルサ戦でプレーする千葉真登(写真:SPORT)
【経歴】
千葉真登 ちばまさとう (22) MF(神奈川県出身)175cm、67kg
1998年5月生まれ
CAインデペンディエンテ(アルゼンチン1部リーグ)2015
18歳未満のため公式戦に出場できず
CEサバデル(スペイン)2014-2015
20試合 8ゴール、17アシスト (カデーテ)
UDAグラメネット(スペイン)2012-2013
20試合 8ゴール、8アシスト (カデーテ)
UDAグラメネット(スペイン)2011-2012
25試合 15ゴール、5アシスト (インファンティル)
UEコルネジャ(スペイン)2010-2011
20試合、5ゴール、10アシスト
湘南ベルマーレ(日本)2008-2010
千葉選手へ行ったインタビューの内容は以下の通りとなる。
Q、スペインでプレーしたいと思った理由
A、あまり特別な理由はなかった。ただ、小学校卒業前頃から海外サッカーにはとても興味があり、そんな時に短期留学に出会い、2週間スペインでプレーする機会があった。その時、運良く同年代のFCバルセロナやエスパニョールと試合をすることができ、その試合での経験がきっかけとなって、スペインに渡ることを決断した。
Q、海外でのプレーや生活に関して、言葉の壁はどのように乗り越えたか
A、チームメイトとコミュニケーションを取ったり、監督の言葉を理解したりするために、語学を覚えることは最優先で取り組むようにした。スペインへ渡る前に挨拶や自己紹介は勉強していたため、到着して初めは単語をとにかく覚えて、チームメイトへ積極的に話すようにしたのを今でも覚えている。実際に現地に行ってみて、僕が思った言語を覚えるコツは、“覚えた単語を使うように心がける・チームメイトの話をよく聞く・わからない単語があったら調べる”、この3つが始めやすいと思う。
Q、スペインサッカーに慣れるため、心がけたこと
A、自分の中でそんなに変えようと思ったことはなく、無意識にスペインサッカーや所属チームにあったプレースタイルになっていったと思う。
Q、スペインで4年間、同年代の1部でプレーをして思ったこと
A、(真登) サッカーIQとフィジカルの差はすごくあったと思う。技術的な面の差はもちろんあったが、それは日本でもあることなので驚かなかった。ただ、スピード・足が伸びてくる距離・戦術理解度・それを実行する頭の良さは、確実に日本とは違うものがあった。ジュニアユースくらいから、スペインはとても細かい部分までサッカー戦術について指導されるため、とにかくみんな頭が良い印象だった。
Q、同年代のFCバルセロナとの試合を振り返って思うこと
A、当時トップチームの監督がグアルディオラの時で、間違いなくユース年代も同じプレースタイルだった。とにかくボールに触らせてくれない。ボランチの選手がマークを背負いながらワンタッチでパスを散らして行くのが衝撃だった。マークしてるのにセンターバックが躊躇なくボランチに預けるから、しっかりと練習を重ねていることがわかった。バルサと戦うと、試合中走っているという感覚よりも、走らされてる感覚だった。個人で目立とうとしても、とにかくボールが奪えないので目立てなかったのを覚えている。各国の代表たちが世界中から集められていて、レベルの高さは1部リーグの中でもダントツに強かったと思う。
Q、スペインサッカーで挫折したこと
A、やっぱり一定期間試合に出れなかったこと。人生で初めての経験だったので、とても悔しかった。試合に出れないことがこんなに辛いんだと思った。
Q、人生で初めての挫折をどのように乗り越えたか
A、(真登) 生活から改善しようと思い、食べるものや悪い習慣を正しながらサッカーにもより真剣に取り組んだ。海外サッカーはとてもシンプルで、結果を出せば試合に出ることができる。なのでとにかく、練習試合でも結果にこだわり続け、最終的には試合に出れるようになった。