スパーズディフェンスを翻弄、ファン「簡単そうに見える」 米プロバスケットボール(NBA)は20日(日本時間21日)、ウォリアーズがスパーズに121-99で勝利。2連勝を飾った。ウォリアーズのステフィン・カリーは3ポイント8本を含む26得点の…

スパーズディフェンスを翻弄、ファン「簡単そうに見える」

 米プロバスケットボール(NBA)は20日(日本時間21日)、ウォリアーズがスパーズに121-99で勝利。2連勝を飾った。ウォリアーズのステフィン・カリーは3ポイント8本を含む26得点の活躍でチームを牽引。第1クォーター(Q)には、相手ディフェンダーが誰も止められない“幻惑ドリブル”から圧巻の得点を決めた。実際の映像を米メディアが公開すると、現地ファンから「5人を料理」「これは美しい」などと多くの反響を集めている。

 カリーが1人で相手5人を翻弄した。第1Q残り5分38秒だ。30番が自陣からボールを持って攻め込む。最初のディフェンダーをスクリーンを利用してかわすと、ヘルプに来た2人目と3人目をまとめてフェイクで置き去りに。ペイント内へ侵入すると、パスフェイクで4人目を引っ掛け、5人目のショットブロックを避けながらレイアップを沈めた。

 誰も手が出ない5秒間の一人舞台。実際の映像を米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式ツイッターが「ステフはとんでもない」とつづって公開。現地ファンからは「5人を料理」「エゲツない」「これは美しい」「誰もこの男を止められない」「惑星最高の選手だ」「彼は次元が違う」「簡単そうに見える」などとカリーの技術に感心する声が多く寄せられている。

 カリーはこの試合に31分間出場し26得点、11リバウンドのダブルダブルを達成。昨季に続きクレイ・トンプソンを怪我で欠き、苦しいシーズンを過ごすウォリアーズだが、その中でもカリーの存在は際立っている。(THE ANSWER編集部)