ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(ATP250/1月9~14日/賞金総額50万8360ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が親しい友人で、練…

 ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(ATP250/1月9~14日/賞金総額50万8360ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)が親しい友人で、練習仲間のジョアン・ソウザ(ポルトガル)に1-6 5-7で破れた。

 世界26位で28歳のラモス ビノラスと、世界44位で27歳のソウザ。両者はバルセロナを拠点に活動しており、町のライバル・サッカークラブのサポーターでもある。ソウザはふたりの対戦を「ある種のダービーだね」と表現した。

 「コート上では僕らは友達ではないけど、コート外では友達なんだ」

 一方、前年度覇者で第1シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はウイルス性胃炎のため、一試合も戦わずして大会から棄権することを決めた。

 1回戦がBYE(免除)で2回戦が初戦だったバウティスタ アグートは、水曜日に、2015年大会優勝者のイリ・ベセリ(チェコ)と対戦することになっていた。しかし、バウティスタ アグートは直前になって、大会側にプレーできないと知らせていた。彼は先週のチェンナイでツアー5勝目を挙げている。

 彼がいたドローの1番には地元ニュージーランドのホセ・ステイサムが入った。

 そのほか第8シードのマルコス・バグダティス(キプロス)がアドリアン・マナリノ(フランス)を6-4 6-4で下したほか、ジェレミー・シャルディ(フランス)、ルー・イェンシュン(台湾)、予選勝者のライアン・ハリソン(アメリカ)らが2回戦に進んだ。(C)AP(テニスマガジン)