15日に開催された「TOYO TIRES FREERIDE HAKUBA 2021」の結果が発表された。今大会には全カテゴリに計54人の選手が出場し、熱戦を繰り広げた。各カテゴリーの上位入賞者を紹介していく。 なお、大会の様子は1月1…

15日に開催された「TOYO TIRES FREERIDE HAKUBA 2021」の結果が発表された。今大会には全カテゴリに計54人の選手が出場し、熱戦を繰り広げた。各カテゴリーの上位入賞者を紹介していく。
なお、大会の様子は1月19日午後7時からスポーツブルでディレイライブにて配信する。

大会は、1都3県を中心とした緊急事態宣言が発令される中、当初より屋外にて無観客での開催であったことなどを理由に、万全の感染対策を講じて予定どおり開催することを決定。現地の天候などを鑑み、一度は13日に開催すると発表しましたが、強風などにより順延となった。最後のチャンスだった15日は好天に恵まれ、無事に大会を開催することができた。

大会斜面は、白馬八方尾根崩沢・東斜面の標高1750mをスタート地点とし、最大斜度45°滑走距離約500mの自然地形の斜面を使って実施。連日の強風や日射により積雪表面は固くなっている場所が多く、スピードの出やすいコンディションの中、日本トップクラスの選手たちが素晴らしい滑走を見せていた。

男子スノーボード上位入賞者
優勝 Biyajima Shin(JPN)
2位 Biyajima Go(JPN)
3位 Favez Simon(SUI)

女子スノーボード上位入賞者
優勝 Higashio Nina(CAN)
2位 Kato Sayaka(JPN)
3位 Kasahara Ayano(JPN)

男子スキー上位入賞者
優勝 Katsuno Tenra(JPN)
2位 Fujii Masaori(JPN)
3位 Kajita Aren(JPN)

女子スキー上位入賞者
優勝 Nakagawa Miki(JPN)
2位 Ohno Yui(JPN)
3位 Itaba Mina(JPN)

【Freeride World Tour(FWT)とは】
FWTは1996年にスイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなった。(2019年は男女・スキー・スノーボード・予選・ジュニア合わせて5600人以上の選手が世界を転戦し、合計150大会が欧州・北米・南米・オセアニア・アジアで実施されている)
http://freerideworldtour.jp

【フリーライドスキー・スノーボードについて】
フリーライドは、ゲレンデ滑走だけでなく山の自然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイルで、世界及び日本でも人気が高まっている。特に日本の質の高い大量のパウダースノーは海外で「Japow(Japan + Powder Snow)」と呼ばれ、日本は最高のフリーライド体験が得られる国の一つとして国際的に認知されてきている。