ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(ATP250/1月9-14日/賞金総額50万8360ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)が対照的なプレースタイル…

 ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(ATP250/1月9-14日/賞金総額50万8360ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)が対照的なプレースタイルのステファン・ロベール(フランス)を6-4 6-3で下した。

 ジョンソンは試合の序盤にサービスキープに苦労し、第1セットで1-3と劣勢に立った。彼はまた、ゆるやかなグラウンドストローク、巧妙なタッチ、正確なパッシングショットで揺さぶってくるロベールを前に、自分のリズムをつかめずにいた。

 「年初には、まだ勢いというものがない。だから、ふたたび自分のテニス、リズムをつくり、どう機能するかを見て、よくする必要がある」とジョンソン。「彼は素晴らしいテニスをしていた。第1セットでは、彼のサービスゲームであまりうまくプレーできなかったから、とにかく踏ん張り続けようと努めた。それから第2セットでは、幸運にも先にブレークし、サービスをキープし続けることができた」。

 ジョンソンが6度目のブレークポイントをものにしてタイに追いついた第1セット第8ゲームで、試合の流れは変わった。そこから、彼はより自信をもってサービスを打ち始め、この日、6本目のサービスエースで第9ゲームをキープすると、ふたたびロベールのサービスをブレークしてセットを終わらせた。

 第6シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した地元の1035位、マイケル・ビーナス(ニュージーランド)に対し、セットを落としながら3-6 6-4 6-3で挽回勝ちした。

 また2015年大会でキャリア唯一のATP大会タイトルを獲得したイリ・ベセリ(チェコ)、ロビン・ハッサ(オランダ)も2回戦に駒を進めた。(C)AP