シュツットガルトは16日、ブンデスリーガ第16節でボルシアMGをホームに迎え、2-2で引き分けた。シュツットガルトのMF…

シュツットガルトは16日、ブンデスリーガ第16節でボルシアMGをホームに迎え、2-2で引き分けた。シュツットガルトのMF遠藤航はフル出場している。

前節アウグスブルクに快勝して4試合ぶりの勝利とした10位シュツットガルト(勝ち点21)は、遠藤がボランチの位置で開幕から16試合連続スタメンとなった。

前節バイエルンに逆転勝利した7位ボルシアMG(勝ち点24)がハイプレスをかけてきたのに対し、遠藤を起点にビルドアップを図るシュツットガルトは13分にマンガラがGK強襲のシュートを浴びせる。

しかし、15分にエンボロ、18分にノイハウスと際どいシュートを打っていたボルシアMGの攻勢が強まっていった中、34分にPKが与えられる。シュティンドルのスルーパスでボックス右に侵入してきたライナーをソサが倒してしまった。

オープンな展開で推移していた中、このPKをシュティンドルに決められたシュツットガルトは、ハーフタイムにかけては自陣に引いたボルシアMGを崩せずに1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、シュツットガルトが前がかる中、54分に同点のチャンス。右CKからファーサイドのシュテンツェルがシュートに持ち込んだが、GKゾンマーのセーブに阻まれる。

それでも58分に追いつく。左サイドからのソサのアーリークロスをゴール前に飛び込んだニコラス・ゴンサレスがダイビングヘッドで流し込んだ。

ところが3分後、シュツットガルトは勝ち越しゴールを許してしまう。カウンターの流れからシュティンドルのスルーパスに抜け出したザカリアにボックス左へ侵入され、シュートを決められてしまった。

再び追う展開となったシュツットガルトだったが、後半半ば以降は攻撃のギアが上がらずに試合は終盤へ。

それでもラストプレーとなった追加タイム4分、シュツットガルトにVARの末、PKが与えられる。ボックス内のカラジッチがベンセバイニに抱え込まれて倒された。このPKをワマンギトゥカが決めてシュツットガルトが土壇場で追い付き、勝ち点1をもぎ取っている。