西武の秋山翔吾外野手が8日、WBC出場を経て迎える今季開幕について、大会終了後の約1週間で“突貫工事”で準備を進める決意を明かした。■WBC出場でペナントレース開幕に影響も…「WBCに気持ちを向けるのは当たり前」 西武の秋山翔吾外野手が8日…
西武の秋山翔吾外野手が8日、WBC出場を経て迎える今季開幕について、大会終了後の約1週間で“突貫工事”で準備を進める決意を明かした。
■WBC出場でペナントレース開幕に影響も…「WBCに気持ちを向けるのは当たり前」
西武の秋山翔吾外野手が8日、WBC出場を経て迎える今季開幕について、大会終了後の約1週間で“突貫工事”で準備を進める決意を明かした。
秋山はこの日、都内で行われたコナミ「パワプロフェスティバル2016 決勝大会」に出席した。プロ入り前には、ファンだった巨人をパワプロで使っていたことを明かし、自身の能力設定で「捕球」が「B」となっていることについて「もうちょっと上げてほしいです。去年、エラーは0だったので」などと“要求“。一方で、「選手にとってモチベーションにもなっている」と能力設定を上げることを誓った。
2015年には日本新記録のシーズン216安打をマークするなど、今や日本を代表する好打者となった。12月に一部が先行発表された侍ジャパンのメンバーにも名を連ね、王座奪回を目指すWBCでの活躍に期待がかかる。
ただ、WBCに出場することで、今季のペナントレースへの影響が出る可能性もある。秋山はこの日のイベント終了後、「WBCが先にある大会なので、どうしてもそこに(気持ちを)向けるのは当たり前。1つ目の開幕なので、それに向けて調整する」と話した。
■ペナントレース開幕について「WBCの期間中には考えられない」
だからといって、そこで燃える尽きるつもりはない。西武の選手として、最も大事なのはペナントレース。3年連続でBクラスに沈んでいるだけに、今季こそ巻き返したい。そのためには、WBC終了(決勝は米国時間3月22日)からペナントレース開幕(3月31日・日本ハム戦)までの1週間の過ごし方が重要になる。
「(ペナントレース)開幕について、WBCの期間中には考えられない。1週間で何とか体と気持ちのコントロールをしたい。すごくいい経験になる。糧になるように考えたい」
侍ジャパンでも西武でも、秋山がキーマンの1人となることは間違いない。2017年シーズンもフル回転で駆け抜ける覚悟だ。