今シーズン開幕戦の1つとなる「ブリスベン国際」(ATP250/オースラリア・ブリスベン/1月1~8日/賞金総額43万7380ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードの錦織圭(日清食品)は第7シードのグリゴール・ディミトロフ…

 今シーズン開幕戦の1つとなる「ブリスベン国際」(ATP250/オースラリア・ブリスベン/1月1~8日/賞金総額43万7380ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードの錦織圭(日清食品)は第7シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に2-6 6-2 3-6で敗れた。試合時間は1時間48分。

 ディミトロフは4度目の対戦で錦織から初勝利。昨年は7月にトロント(ATP1000/ハードコート)の準々決勝で対戦し、錦織が6-3 3-6 6-2で勝っていた。

 錦織は今大会に6年連続7度目の出場で初の決勝進出だったが、昨年2月のメンフィス(ATP250/室内ハードコート)以来のツアー通算12勝目はならず。これまでは2013年から15年にかけての準決勝進出が最高成績で、昨年は準々決勝でバーナード・トミック(オーストラリア)に3-6 6-1 3-6で敗れていた。

 今大会には3年連続5度目の出場だったディミトロフは、初出場だった2012年以来の決勝で初優勝。ATPツアーでは2014年6月のロンドン(ATP250/グラスコート)以来となるタイトル獲得で、通算5勝目となった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)