オフに日本ハムからポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認された大谷翔平投手。昨季はリーグMVP、投手と指名打者の2…
オフに日本ハムからポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認された大谷翔平投手。昨季はリーグMVP、投手と指名打者の2部門でベストナインを受賞する大活躍でチームを10年ぶりの日本一へ導いた。WBCでの世界一、球団初の連続日本一を目指す今季は更なる飛躍が期待されている。
■大谷の“三刀流構想”、栗山監督「守りのことも考えている」
オフに日本ハムからポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認された大谷翔平投手。昨季はリーグMVP、投手と指名打者の2部門でベストナインを受賞する大活躍でチームを10年ぶりの日本一へ導いた。WBCでの世界一、球団初の連続日本一を目指す今季は更なる飛躍が期待されている。
今季注目されているのが守備の復活。いわゆる“三刀流構想”だ。
2015年以降の試合では投手以外で1度も守備についていないが、栗山英樹監督は「使い方はまだ整理出来ていない。めちゃくちゃなことも考えて、(起用法を)消していく。守りのことも考えている」と言う。
果たして“三刀流”は可能なのか――。実現には難題が待ち構えている。
■WBCの影響、体力面の問題…
まずは3月に開催されるWBCだ。WBCで使用するボールは滑りやすく、侍ジャパン各投手は対応に苦慮している。エースとして期待される剛腕も例外ではなく、今月6日の自主トレ公開の際に「投げる感覚が違う。1球1球の縫い目が違ったり、質も違う」と話していた。シーズン開幕へ準備期間となる春季キャンプでは、その滑る球の対応に追われることになり、そうなれば、守備練習に費やす時間は短くなる。
体力面も障壁となる。昨季は投手で10勝、野手で打率.322、22本塁打と投打で欠かせない存在に。故障回避をする狙いから守備も封印されてきた。今後守備を復活させ、体を酷使すれば、負傷のリスクが高まる可能性もある。
今オフは16年オフに続き2年連続でレンジャーズ・ダルビッシュとトレーニングするなど体力強化に励んでいるが、「球界の宝」と言われる22歳。他の外野手にはない強肩、俊足は大きな魅力ではあるが、決して無理は出来ない。
大谷が守備につければ、球団初の連続日本一へ起用法の幅は大きく広がることは間違いない。栗山監督が、どのような決断を下すのか注目だ。