現地13日の「ATP250 アンタルヤ」(トルコ・アンタルヤ/1月7日~1月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第4シードの世界23位アレックス・デミノー(オーストラリア)が第8シードの世界49位アレクサンダー・ブブリク…

現地13日の「ATP250 アンタルヤ」(トルコ・アンタルヤ/1月7日~1月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第4シードの世界23位アレックス・デミノー(オーストラリア)が第8シードの世界49位アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦。試合開始わずか7分でブブリクが右足首の痛みで途中棄権したため、デミノーがツアー4度目の優勝を果たした。【最新】ATPシングルスランキング

ATP(男子プロテニス協会)によると、ブブリクは「昨日(準決勝)は足首をひねったけれどアドレナリンが出てきて、人生最高の勝利を手に入れたんだ。勝ててラッキーだった。プレーしようとしたんだ。昨日は3時間治療室にいて、今日の試合に向けて準備をしようとした。3度目のツアー決勝で、まだ優勝できていない僕には辛いことだ」と語っている。

一方のデミノーは「プレシーズンを充実させてきたことは分かっていたし、調子も良かったし、試合への準備もできていたよ」「自分のレベルにはとても満足している。質の高い勝利をいくつか手に入れたし、今はオーストラリアに戻ってホームの観衆の前で良い夏を過ごしたいと思っているよ」と語った。

21歳のデミノーはこれで、2019年9月の「ATP250 珠海」以来となる4度目のツアー優勝となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ATP1000 パリ」でのデミノー

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)