インド・チェンナイで開催されている「エアセル チェンナイ・オープン」(ATP250/1月2~8日/賞金総額50万5730ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第5シードのブノワ・ペール(フランス)が2015年大会のファイナリス…

 インド・チェンナイで開催されている「エアセル チェンナイ・オープン」(ATP250/1月2~8日/賞金総額50万5730ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第5シードのブノワ・ペール(フランス)が2015年大会のファイナリスト、アルヤズ・ベデネ(イギリス)を6-3 6-0で倒し、準決勝に進出した。  ペールがこの大会でベスト4に進出するのはこれが3度目。彼は準決勝で第2シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。バウティスタ アグートは、第7シードのミカエル・ユーズニー(ロシア)に2-6 6-4 6-4で挽回勝ちした。初対戦となったこの試合は両者が4度ずつサービスをブレークされる内容となった。

 ぺールは、世界ランク14位のバウティスタ アグートとの対戦を喜んではいないだろう。というのもバウティスタ アグートはペールを過去5回の対戦で、芝、クレー、ハードとすべてのサーフェスで倒してきたのである。  一方、ダニール・メドベデフ(ロシア)は予選を勝ち上がったヨセフ・コバリク(スロバキア)を6-1 6-4で下し、ツアーで初の準決勝進出を決めた。コバリクは水曜日に、初めてのトップ10選手との対戦となった試合で、世界6位で第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を倒したが、この日はそのときに見せたような好調なプレーを繰り返すことができなかった。  メドベデフは準決勝でデュディ・セラ(イスラエル)と対戦する。2014年7月以来のツアー大会の準決勝進出を実現したセラは、第3シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)との初対戦を7-5 6-4で制して勝ち上がった。(C)AP