1億2,000万ユーロという大金を積み、FCバルセロナに鳴り物入りで加入して以来、パフォーマンスを常に疑問視されてきたア…

1億2,000万ユーロという大金を積み、FCバルセロナに鳴り物入りで加入して以来、パフォーマンスを常に疑問視されてきたアントワーヌ・グリーズマン。シメオネ監督のプレーシステムから全く異なるバルサ流サッカーへの順応に苦労したのも事実だが、グリーズマン程のトップ選手ともなれば即戦力にならなければいけない。これまでグリーズマンは完全にバルサで能力を開花させるに至っていなかった。
一方で、その姿勢や努力の面でグリーズマンを責めることはできない。これまでの全ての試合で彼はどの選手よりも奔走し、バルサの為に体を張って戦ってきた。しかし、もちろんのこと彼レベルの選手に対しては、それ以上のことが求められる。より大きな存在感と、メッシとのコネクション、より多くの「目に見える」結果が必要だ。
■クーマンの信用を勝ち取る
今季もグリーズマンはコンスタントな結果を出すことができていなかった。実際、ブライトバイテやデンベレ、ペドリにスタメンの座を奪われた試合もある。しかし、敵地でのアスレティック・ビルバオ戦でのグリーズマンの活躍を見たクーマンは、グラナダ戦でも彼をスタメン起用することに決めた。この選択は正しかった。
グラナダ戦でグリーズマンはようやく以前の輝きを取り戻し、ゴールの連鎖を生んだ。「うまくいかなかったが、今は調子がいい。このまま行きたい」と試合後の記者会見で満面の笑みを浮かべグリーズマンは語っている。
バルサ移籍後にグリーズマンが2ゴール1アシスト以上を記録したのは昨シーズンのラ・リーガ、ベティス戦(5-2)のことであり、既に1年半が経過している。尚、グリーズマンは今までにバルサで3度ドブレーテを実現している。
バルサ移籍後なかなか実力を開花できなかったグリーズマンにとって、このグラナダ戦がターニングポイントになることを祈るばかりだ。
13日(水)のレアル・ソシエダ戦(スーパーカップ)でも好調が続くことが期待されている。クーマンは次回もグリーズマンに賭けるだろう。