FAカップ3回戦、マリンvsトッテナムが10日にマリン・トラベル・アリーナで行われ、5-0で完勝したトッテナムが4回戦進…

FAカップ3回戦、マリンvsトッテナムが10日にマリン・トラベル・アリーナで行われ、5-0で完勝したトッテナムが4回戦進出を決めた。

 

前節、リーズを相手にリーグ5戦ぶりの白星を挙げたトッテナムは、ミッドウィークに行われたEFLカップ準決勝でもチャンピオンシップ(イングランド2部)勢のブレントフォードを2-0のスコアで退け、ファイナル進出を決定。

 

公式戦連勝と勢いを取り戻したモウリーニョ監督率いるチームは、イングランド8部のアマチュアクラブとして初の3回戦進出を決めたマリンと対峙したFAカップ初戦で公式戦3連勝を目指した。ブレントフォード戦からムサ・シソコ、ルーカス・モウラを除く9人を変更。トップチーム初先発の19歳MFホワイトやロドン、ジェジソン・フェルナンデス、カルロス・ヴィニシウスといった控えメンバーが起用された。

 

アマチュアクラブと世界屈指の強豪クラブによる、“ダビデとゴリアテの戦い”。懸念されたピッチ状態もそこまで悪くなく、スタジアム近隣の住人が庭先から戦況を見守る中、戦前の予想通り、トッテナムが圧倒的に相手を押し込んでいく。

 

開始6分にデレ・アリが最初の枠内シュートを放つと、以降もジェジソンやルーカスが個人技で違いを生み出していく。だが、この序盤にゴールをこじ開けられずにいると、徐々に相手の反撃を許す。19分には相手のカウンターからケンニにクロスバー直撃の強烈な左足のシュートを打たれ、あわや失点という場面も。

 

それでも、ケンニのシュートが闘争心に火をつけたのか、ここからトッテナムが格の違いを見せつける。まずは24分、ボックス手前でボールをキープしたデレ・アリが一度味方に当ててリターンパスを受け直してボックス右から絶妙な斜めのラストパス。これをゴール前で収めたヴィニシウスが冷静にGKをかわして蹴り込んだ。

 

先制に成功したトッテナムは続く30分にデレ・アリからの浮き球のパスに反応したドハーティのボックス右からの折り返しをGKが前に弾くと、これをヴィニシウスがタップイン。直後の32分にはボックス手前中央で得たFKをキッカーのルーカスが見事な右足のシュートで直接決めて瞬く間に3点を奪う。

 

さらに、37分には相手ボックス内でボールを奪ったヴィニシウスが絶妙な左足のロブショットをゴール左隅に流し込み、前半だけでハットトリックを達成した。

 

この4ゴールで勝利を決定づけたアウェイチームはシソコ、アルデルヴァイレルトのベテラン2人を下げてタンガンガとディヴァインのアカデミー出身のプレーヤーをハーフタイム明けに同時投入。なお、ディヴァインは16歳と163日でのクラブ史上最年少でのトップチームデビューとなった。

 

すると、その16歳がいきなり魅せる。60分、ボックス左でルーカスから短いパスを受けたディヴァインがカットインで対面のDFを外して右足を振り抜くと、これがニア下を射抜きデビュー戦ゴールと共にクラブ史上最年少ゴール記録を樹立した。

 

これでダメを押したトッテナムは65分にデレ・アリ、ルーカスがお役御免となり、負傷明けのベイルと若手FWクラークがピッチに送り込まれる。すると、ベイルはボックス手前で得たFKの場面で得意のブレ球シュートで早速見せ場を作った。

 

その後はアピールしたい若手選手が積極的な仕掛けを見せる一方、チームとしてはこのまま試合を締める省エネモードに入る。試合終了間際にはヴィニシウスに4点目のチャンスが訪れたが、ここは決め切ることができず。

 

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、8部マリンの挑戦を難なく退けたトッテナムが公式戦3連勝を飾ると共に、4回戦進出を決めた。