レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマは再び、マテュー・ヴァルブエナ(オリンピアコス)への“性的内容のビデオ”による脅迫の共犯によって裁かれる。7日(木)にヴェルサイユの裁判所が発表。フランスの検察側が裁判にかけたよ…

レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマは再び、マテュー・ヴァルブエナ(オリンピアコス)への“性的内容のビデオ”による脅迫の共犯によって裁かれる。7日(木)にヴェルサイユの裁判所が発表。フランスの検察側が裁判にかけたようだ。

この事件は2015年までさかのぼり、ヴァルブエナと妻の性的な内容のビデオを入手した疑惑のある数人の男たちが同夫妻を脅迫し、お金を要求したことから始まる。そして、ヴァルブエナとフランス代表で同僚であったベンゼマもこの恐喝した2名に関与した疑いがかけられているのだ。
脅迫した男性グループはヴァルブエナと仲の良いベンゼマに仲裁してもらうため、マドリーの選手へ連絡を取ったのだという。その後、フランス代表の合宿中にベンゼマは親友ヴァルブエナへ“トラブルを避けるためにはお金を払った方がいい”と説得したそうだ。
しかし、ベンゼマ側は恐喝の主犯者達に協力したのではなく、問題を避けるためにその行動を取ったと反論している。
また、この事件を機にベンゼマはフランス代表から追放されている。弁護士シルヴァン・コルミエル氏は「彼を裁判にかけるという決定は不条理で不当な行為だ 」と、『EFE』にコメントを残した。
なお、今後の裁判の進行詳細は後ほど発表されるようだ。