ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(WTAインターナショナル/ニュージーランド・オークランド/1月2~7日/賞金総額25万ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第3シードのカロライン・ウォズニア…

 ニュージーランド・オークランドで開催されている「ASBクラシック」(WTAインターナショナル/ニュージーランド・オークランド/1月2~7日/賞金総額25万ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第3シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)がユリア・ゲルゲス(ドイツ)に6-1 3-6 4-6で敗れた。これにより、2回戦で敗れた第1シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に始まり、第6シードまでのシード選手がすべて敗退となった。

 また、16日に始まる全豪オープンのウォーミングアップでもある今大会を、元世界1位の4選手が去ったとも言える----セレナ、その姉ビーナス、ウォズニアッキ、アナ・イバノビッチ(セルビア)----姉ビーナスは2回戦を棄権、イバノビッチは大会が始まる前に出場を取り消し、その後、引退を発表している。

 ベスト8に勝ち残った中でもっともシードの高い選手だったウォズニアッキは、ゲルゲスがビッグサービスで試合を支配し始めるまで6-1 3-0でリードしていた。 

 「どうにか頑張ろうと思った」とゲルゲス。

 ゲルゲスの準決勝の相手は第8シードのアナ・コニュ(クロアチア)だ。コニュは準々決勝で3-0とリードしたあと、対戦相手の大坂なおみ(日本/日清食品)が手首のケガで途中棄権し、勝ち上がった。

 第7シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)はマディソン・ブレングル(アメリカ)を7-5 6-3で、ローレン・デービス(アメリカ)は第4シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-1 7-6(4)で破り、両者が準決勝で対戦する。(C)AP(テニスマガジン)