徳島ヴォルティスは7日、名古屋グランパスのMF杉森考起(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 杉森は名古屋の下部組…

徳島ヴォルティスは7日、名古屋グランパスのMF杉森考起(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。

杉森は名古屋の下部組織出身で、2014年にトップチーム昇格。2018年にはFC町田ゼルビアへの期限付き移籍を経験すると、2020年は徳島に期限付き移籍していた。

徳島では2020シーズンの明治安田J2で34試合に出場し3得点を記録。チームのJ2優勝、J1昇格に貢献していた。

期限付き移籍から完全移籍に切り替わった杉森は、クラブを通じてコメントしている。

◆徳島ヴォルティス

「完全移籍で徳島ヴォルティスの一員になれることをとても嬉しく思います。昨シーズンはJ1昇格・J2優勝を達成しましたが、個人的にはシーズン終盤で怪我をしてしまい、チームの力になれず悔しい思いをしました」

「しかし、徳島のファン・サポーターの皆さんと共に戦ったこの一年は自分にとってとても充実した一年だったと感じています。支えてくれた皆さんに感謝しています。ありがとうございました。今年も徳島ヴォルティスのために全てを尽くします。一緒にJ1を楽しみ成長していきましょう!」

◆名古屋グランパス

「このたび、徳島ヴォルティスへ完全移籍することとなりました。9歳から在籍した大好きなクラブを離れるのはとても寂しいですが、サッカー選手として成長するために決断しました」

「まず僕を育ててくれた名古屋グランパス、アカデミーのコーチ、スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、いつもどんな時も応援していただいたファン・サポーターの方々にもとても感謝しています」

「グランパスでは思うような結果を残すことができず申し訳ない気持ちもありますが、グランパスファミリーの皆さんと一緒に戦った日々は一生忘れません。名古屋で僕に関わってくれた全ての方々に感謝しています。約14年間、本当にありがとうございました」