サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラス…

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回は元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギ氏がユベントス時代に記録したアシストだ。

ピアチェンツァの下部組織で育ったインザーギ氏は、多くの国内クラブを渡り歩き、ストライカーとしての実力を磨くと、1997年夏にユベントスに加入。2001年にミランに移籍するまでの4シーズンで公式戦165試合に出場し、89ゴールを記録した。

抜群のゴールへの嗅覚から得点を重ねたインザーギ氏だが、1997年10月5日に行われたセリエA第5節のフィオレンティーナ戦では、見事なアシストを記録している。

フィオレンティーナに先制を許したユベントスだったが、インザーギのゴールで1-1と同点に追いついて迎えた36分、センターサークル付近からユベントスの前線にパスが入る。

このパスを相手DFがクリアミスすると、ボックス内のインザーギの下へ。相手DFからのプレッシャーを受けながらも、インザーギがこのボールを収めると、背後でフリーになっていたFWアレッサンドロ・デル・ピエロにヒールパスを送る。ゴール前でこのパスを受けたデル・ピエロが飛び出してきたGKの上を通すチップシュートを決め、逆転となる2点目を挙げてみせた。

試合はこのリードを守ったユベントスが、そのまま2-1で勝利している。