皆さん、こんにちは。トータルゴルフフィットネスの菅原賢です。今回からスイングの悩みを解決するシリーズとして「スライスを改善するゴルフボディの作り方」と題して、身体視点でスライスを改善する方法をお伝えしたいと思います。今回は「上半身の回旋動作」に注目し説明したいと思います。
スライスしてしまう多くの方は、アウトサイドイン軌道でフェースが開いてスイングしてしまうのですが、アウトサイドイン軌道になる原因として、上半身の回旋動作の動きが悪いとスライスになってしまいます。テークバックで肩が回らないことで、切り返しで上半身が上から突っ込んでしまいます。この突っ込みをなくすためのエクササイズとして有効な2つのエクササイズをご紹介します。
■片膝立ち胸椎回旋運動
片膝立ちになり、手を胸の前で組み背骨を中心に回旋していきます。回旋可動域は90度くらい回ると合格です。左右交互に10回行います。
■片膝立ち肩甲胸郭運動
片膝立ちになり、肘を伸ばし、大きく腕を回していきます。その際に肘が伸びた状態で耳に触れるように大きく回せると合格です。背泳ぎをするイメージで左右10周づつ行います。
アウトサイドイン軌道を修正するためには、「胸椎の回旋動作をスムーズにすること」そして肩甲胸郭関節と言われる「肩甲骨・胸郭の動きをスムーズに動かすこと」の2点をしっかりエクササイズすることで、アウトサイドイン軌道が直ります。ぜひ、お試しください。
詳しく、知りたい方は動画をご覧ください。
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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菅原 賢
2002年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として多くのゴルファーから支持されている。現在もJOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。