FCバルセロナは、敵地エスタディオ・エル・アルコラスでウエスカに勝利し(0-1)、2021年の初勝利を飾っている。監督ロ…
FCバルセロナは、敵地エスタディオ・エル・アルコラスでウエスカに勝利し(0-1)、2021年の初勝利を飾っている。監督ロナルド・クーマン率いるチームは、アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーの勝利により是が非でも勝たなければならなかった。試合は、レオ・メッシのアシストからフレンキー・デ・ヨングがゴールを決めて0-1で終えている。
監督クーマンは、アントワーヌ・グリーズマン、ミラレム・ピャニッチをベンチにさげたのに加え、怪我によるフィリペ・コウチーニョの不在を受けて、メッシ、セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバ、ウスマン・デンベレを起用してスターティングメンバーを一新している。
■GK
テア・シュテーゲン(7)守護神
前半は、あまり出番がなく落ち着いた試合展開だったと言える。一番の出番と言えば、セルヒオ・ブスケツからの浮き球のバックパスの処理の場面である。後半、63分にラファエル・ミルのヒールキックでのフリックに対し、素晴らしい反応を見せている。
■DF
セルジーニョ・デスト(6)孤立
レオ・メッシのカットインの傾向により、幾度となく右サイドでフリーな状態になっている。ただ、ハビエル・オンティベロスを常にケアをしなければならなかった。30分には、絶妙な攻撃参加でゴールチャンスも掴んでいる。しかし、これまでの試合のような存在感はあまり見せられていない。75分にオスカル・ミンゲサと交代している。
ロナルド・アラウージョ(6)賢明
エイバル戦での致命的なミスから学んでいる。特に後半は、ウエスカがカウンターアタックから果敢に攻めてきたが、ディフェンスで非常に賢明な対応を見せている。
クレマン・ラングレ(6)堅実
ベテラン選手であり、ジェラール・ピケの不在のなか、ディフェンスリーダーになることを強いられている。常に堅実なプレーを見せ、これまでのような致命的なミスは犯していない。57分には、ウスマン・デンベレに正確なロングパスを供給したが、デンベレがこれを活かせていない。
ジョルディ・アルバ(7)攻撃参加
累積警告による出場停止から戻ってきている。そして、チームの攻撃にダイナミックさをもたらしている。ウスマン・デンベレとのコンビネーションは完璧であり、7分にペドリ、9分にレオ・メッシ、11分にマルティン・ブライトバイテへクロスを供給している。そして、25分には、自らもシュートを放っている。ただ、後半に入ると攻撃参加を控え、自分のポジションに留まることが多くなっている。
■MF
セルヒオ・ブスケツ(6)戦術的
2試合連続のベンチスタートとなっていたブスケツがスターティングメンバーに戻り、チームに戦術的なインテリジェンスをもたらして貢献し、相手のカウンターアタックを阻止したのに加え、試合の組み立ても行っている。ブスケツのプレッシャーとボール奪取能力は、チームにとって価値のあるものになっている。75分にミラレム・ピャニッチと交代している。
ペドリ(7)ハードワーク
マルティン・ブライトバイテの背後のポジションをプレーしている。周りと連携し、エリア内にも果敢に侵入している。7分と21分に決定的なチャンスを2度掴んでいる。相手に囲まれながらもプレーする能力とビジョンは、チームには欠かせないものとなっている。また、守備においてもハードワークができるのに加え、68分にはレオ・メッシに決定的なパスを供給している。
フレンキー・デ・ヨング(7)ゴールスコアラー
引いて守る相手に対して、思うように動き回ることができていない。ただ、相手のエリア内に侵入する優れた動きを見せ、27分にはゴールを決めている。後半は、チームがラインを保てるようにオーガナイズし、相手にプレスをかけられるようにしている。
■FW
ウスマン・デンベレ(7)脅威
左ウイングに起用され、アルバとのコンビネーションはとても素晴らしかったと言える。1対1を仕掛けて、相手を剥がしている。18分の縦に早いカウンターからのシュートは、惜しくも相手DFホルヘ・プリードにブロックされている。また、21分には、ペドリにクロスを上げて決定機を演出している。後半に入り、多くのスペースができても相手の脅威となり続け、56分には、カウンターアタックから相手GKアルバロとの1対1の場面ではうまく上を越すシュートを放つもゴール手前でクリアされている。
レオ・メッシ(7)アシスト
チームに戻ってきたメッシは、右ウイングの位置でプレーしている。ただ、左サイドに行ったり、中盤に降りてきてビルドアップの組み立てに入るなど自由に動き回っている。デ・ヨングへのクロスは、正確無比であり、デ・ヨングの上がってくるタイミングを認知するビジョンも傑出している。41分には、フリーキックから2ゴール目を自ら決めたかに思われたが、相手GKアルバロがボールを掻き出している。メッシは、前線にいるだけで相手の脅威となり、68分のペドリとのワンツーからのシュートは惜しくも相手GKアルバロに阻まれたが、一連のプレーは見事だったと言える。果敢にゴールを奪いに行ったが、惜しくもゴールは決められていない。
マルティン・ブライトバイテ(6)準備
前線で戦術的にクレバーなプレーを見せ、常に味方が自分を使えるための準備になれるように努めている。7分にアルバのクロスに賢明な動きをしてスペースを作り出したが、ペドリがそれを活かすことができていない。ただ、デ・ヨングのゴールのシーンでは、相手DFを引き連れることでチームメイトにスペースを作り出している。60分には、メッシとのワンツー役になり、好機を演出している。80分にアントワーヌ・グリーズマンと交代している。
■途中出場
オスカル・ミンゲサ(5)リソース
デストに代わって出場し、右サイドを守り、オンティベロスを残り10分間マークしている。
ミラレム・ピャニッチ(5)犠牲
ブスケツと交代し、デ・ヨングとダブルピボーテとしてプレーしている。
アントワーヌ・グリーズマン(5)控え
ブライトバイテに代わって試合終盤に出場している。