米倉監督をして「今季の看板」と言わしめる立命館大学パンサーズのランユニット。ライスボウルでも25回97ヤード1TDと、学生年間最優秀選手チャック・ミルズ杯のプライドを見せつけたRB西村七斗(2年)と、シーズンを通じて彼のランを支えた6人のOL達に、ライスボウルの戦いを振り返ってもらった。
(ハドルマガジン2月号vol.12 抜粋記事)

ポジションの壁を取り払い
コミュニケーションの充実を図った

--OLは昨年来の先発がほとんど残っていましたが、春は苦戦しましたね? 何が良くなかったんでしょうか?

遠藤 前年から出場しているメンバーが多いことで、少し調子に乗ってしまったというのが一番大きくて。せっかく5人横に並んでるのにコミュニケーションも取れず、1対1も弱かったと思います。

西 コミュニケーションが悪かったのは自分の責任が大きかったように思います。センターは発信しなければいけない立場なのに、自分から発信ができていませんでした。それに、1対1でもこの中では自分が一番弱いので、春の関大戦も苦戦してしまって…

村田 春の関大戦は僕も1対1で勝てませんでした。コミュニケーションも4回生に遠慮してしまって…

島野 いや、いや、絶対遠慮はしてへんやろ? ウソつくな(笑)

村田 いいえ、春はしてました(笑)。

齋藤 前年の関学戦に先発で出た今の4回生が、全然うまくなってないのに『いけるやろ』と思ってしまって全然成長していないから、前の年に出場していなかった西や村田が苦戦していてもフォローもできないままプレーがぐちゃぐちゃになってしまうという悪循環だったな。

西村 自分もまだ体が全然できていなくて、走り方が固まっていませんでした。

島野 春はゾーンプレーが主だったけれど、ファンダメンタルが全然できていなかったな。その点は7月に川登コーチ(元鹿島ディアーズ)が来られてから、大分改善できた。コミュニケーションも、村田とメシ行ったりしたな?

村田 そうですね。

島野 村田とはLGとLTのコンビなんで、後輩だけど友達感覚で仲良くしていた。秋の関大戦の前は、RB、TEと皆で、メシ行ったりもした。

遠藤 前シーズンと大きく変えたのはミーティングの時のポジションの仕切りをなくしたことかな。以前はOL、RB、WR/QBで別々の部屋でミーティングしていたけど、今年は攻撃全体でミーティングするようにして、コーチからだけじゃなく、選手間でも意見を出しあったりするようになった。

やってきたことが
形になった開幕の京大戦

--秋はTEにOLの山下君を入れて、6人OLを置く体型が主になっていましたが、これは春からですか?

山下 米倉監督に言われて夏合宿からTEにコンバートされました。2014年もブロッキングTEで少し出場しました。

遠藤 TEとFBのブロック力は課題だったけど、山下がTEとFBになって、OLの時からずっとコミュニケーションをとっていたからやりやすくなった。けど、…

続きはハドルマガジン2月号vol.12を御覧ください。
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