スペインプロリーグ機構(LFP)によると、2019/20シーズンのテレビ放映権の分配金を最も多く受け取ったのはFCバルセロナだ。バルサは1億6500万ユーロ(約206億7000万円)に達し、1億5620万ユーロ(約195億7000万円)で王…

スペインプロリーグ機構(LFP)によると、2019/20シーズンのテレビ放映権の分配金を最も多く受け取ったのはFCバルセロナだ。バルサは1億6500万ユーロ(約206億7000万円)に達し、1億5620万ユーロ(約195億7000万円)で王者レアル・マドリーを上回った。3番手のアトレティコ・マドリーは1億2420万ユーロ(約155億6000万円)を獲得した。
この3クラブだけがテレビ放映権収入で1億ユーロを超えている。次いで8220万ユーロ(約103億3000万円)に達したバレンシア、7890万ユーロ(約99億2000万円)を獲得したセビージャが続いている。スペイン1部の最下位層は、オサスナ、バジャドリード、グラナダで、4710万ユーロ(約59億円)。
■2部リーグ1位はジローナ
2部のラ・リーガ・スマートバンクで最も多くの放映権料を得たのはジローナFCの2060万ユーロ(約25億8000万円)、次いでラージョ・バジェカーノの2000万ユーロ(約25億500万円)となっている。ポンフェラディーナ(570万ユーロ/約7億1400万円)はこの部類において最も少ない資金を受ける2部クラブである。
両カテゴリーのクラブの違いは明らかだが、国際レベルでは1部リーグの影響力が大きく、特に「ビッグ」なクラブの影響力が特別に大きい。そのため、分布の差は一部修正されたものの、バルサ、レアル・マドリー、アトレティコは、テレビ事業社との契約交渉の際に、競争率を高めるチームであるため、他のチームよりもはるかに高い数字を維持している。

LFPが公表した昨シーズンの放映権料分配金 [写真/@LFP]