西岡が学生に語る目標を立てることの大切さ12月27日、西岡良仁(ミキハウス)が…

西岡が学生に語る
目標を立てることの大切さ

12月27日、西岡良仁(ミキハウス)が、第6回オンラインテニス教室『N論』を開催した。今回は、大忘年会企画と称し西岡とともに「1年を振り返り、来年どんなことをやりたいか?」をリラックスしながら語り合った。

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『N論』は、新型コロナウイルスの影響で試合が無くなったジュニアたちに対し、「若者たちが夢に向かって羽ばたく場を作りたい」「それも既存の枠にとらわれない自由なスタイルで」という西岡の想いから生まれたオンラインイベント。これまで「キャリア」や「メンタル」「調整法」など、ジュニアのころから世界で戦ってきた西岡だからこそ知る知識や経験を多くのジュニアに伝えてきた。



今回、参加者から質問が多かったのが、“目標の立て方”について。これに関し、西岡は「目標があるからこそ頑張れる。自分の目指す場所が明確だからこそ、それに向かってひたすら頑張れるというのはあるから、目標は絶対に作ったほうがいい」と目標を立てることの大事さについて語った。

「僕のオススメとしては長期的な目標設定も必要だけれど、1年間を通しての目標や近い将来の目標も良い。目標のすべてがすごい上じゃなければいけないとかはない。自分がクリアできそうなことでも、次の大きい目標とかでもいい。いくつか目標を持つことがすごい大事だと思う」と具体的な目標の立て方についてアドバイス。
さらに、「クリアできなかったとしたら、何がダメだったのかをちゃんと考えること。できなかったから『もうだめだ』ではなく、なんでできなかったんだろうと考えることが次につながる」と学生たちに伝えた。

西岡が立てた
2021年の3つの目標

その西岡は2020年を振り返り、「テニスでは年明けから良い状態から入って、後半はそこまでよくはなかったですけど、トータル的に見たら悪くはなかったかなと思う」と語った。
さらに、2020年は西岡にとってオーストラリアの森林火災でチャリティーを行ったり、N論を始めた年でもある。「今年はテニス以外のことがたくさんできた年。僕は充実した1年だったかなと思う。こうやって新しく始められたこと(N論)もあって、つながりもできたので、いろんな幅が広がった気がしますね。こういうものを生かしながら、ちゃんと本業も頑張り、N論に参加してくれた子たちがプロになりたいと思う子たちが増えて、ちょっとでもいい影響を与えられるようになっていきたいと、今年1年でさらに思いました」と振り返った。



その上で、2021年の目標に掲げたのが「東京オリンピック出場」「世界ランキング20位台」「ATPツアー優勝」だ。
まず、オリンピック出場に関しては、「これは外せないですね、僕の中では。たぶん、今のランキングで出れるので出場に関しては問題ないと思うので、上位まで入っていきたいと思います」と西岡にとって最優先の目標だとした。
次に挙げたのが、「世界ランキング20位台」。「20位台になると(ATPツアーで)シード権というのがつくようになる。なので、勝ちやすいというのがメリットとしてあるので、早くここにいきたい」とランキングを上げることでさらにツアーで活躍できるようになるとした。
最後の目標が「ATPツアー優勝」。2020年シーズンは2月に行われたATP250デルレイビーチ大会で決勝に進出したが、決勝で敗れ2018年深圳オープン以来となるツアー優勝を果たすことができなかった。「デルレイビーチは決勝で負けちゃったので、もう一回深圳(2018年大会優勝)での優勝みたいにまた優勝を味わいたいと思う。これをクリアしたいなと思ってます」と2021年の目標を語った。

中学3年生の頃から盛田正明テニス・ファンドのサポートを受けて、テニス留学しており、「今の時期に日本にいるのは十何年ぶり」と久しぶりに日本で英気を養った西岡。
2021年シーズン、西岡にとって飛躍の年にできるか楽しみだ。