米専門メデイア「ワールドボクシングニュース」が独自選定  ボクシングの米専門メディア「ワールドボクシングニュース」は、1日に“2020年限定PFP”を発表した。各メディアが独自に選定する全階級のボクサーを格付け…

米専門メデイア「ワールドボクシングニュース」が独自選定

 ボクシングの米専門メディア「ワールドボクシングニュース」は、1日に“2020年限定PFP”を発表した。各メディアが独自に選定する全階級のボクサーを格付けしたランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」。今回は昨年の試合だけが評価対象となり、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5位にランク入りした。同メディアは50位までの全順位一覧を掲載している。

 同メディアは年明け早々の1日に独自ランクを発表した。世界的に最も浸透している米専門誌「ザ・リング」のPFPでは2位の井上。昨年はジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回KO勝ちした。各選手がコロナ禍で試合が少なくなった中、同メディアの“2020年限定PFP”で5位に名を連ねている。

 1位はカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)。「カネロは間違いなく地球上の最高のPFPファイターだ」と紹介されている。2位はWBC&IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr.(米国)。3位にはWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)が入った。

 4位は、10月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との世界4団体ライト級王座統一戦を制したテオフィモ・ロペス(米国)。井上を挟み、6位はWBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)となったが、2019年7月以降は試合をしていない6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が7位に名を連ねている。

田中恒成もランク入り、主な順位とは

 大晦日に田中恒成(畑中)を下した世界4階級制覇王者・井岡一翔(Ambition)は9位。田中は20位となった。

主な順位は以下の通り

8位、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
9位、井岡一翔(Ambition)
10位、ゲンナジ―・ゴロフキン(カザフスタン)
11位、ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
12位、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
13位、ガーボンタ・デービス(米国)
14位、アンソニー・ジョシュア(英国)
15位、マイキー・ガルシア(メキシコ)

20位、田中恒成(畑中)
39位、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)
40位、ルイス・ネリ(メキシコ)
47位、京口紘人(ワタナベ)
48位、ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)(THE ANSWER編集部)