サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラス…

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回は元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏がユベントス時代に記録したアシストだ。

母国のボルドーで頭角を現したジダン氏は、1996年にユベントスに加入すると、世界屈指のMFとして大ブレイク。セリエA2連覇など、多くのタイトルを勝ち取った。

至高のテクニックとエレガントなプレーで”マエストロ”と呼ばれたジダン氏だが、2001年2月11日に行われたセリエA第18節のナポリ戦では、華麗なアシストを記録している。

0-0で迎えた12分、ハーフウェイラインでジダンがボールを受けると、そのままドリブルを開始。重心の低いドリブルで相手を近寄らせずにボックス内に侵入し、一瞬の仕掛けでスペースを得て、左足で進行方向とは直角の角度に柔らかいクロスを上げる。このクロスにゴール前のFWダルコ・コバチェビッチが頭で合わせ、見事な先制ゴールを挙げた。

このゴールで流れを掴んだユベントスが、3-0で勝利している。