ATP(男子プロテニス協会)が公式サイトで、30年間の選手たちそれぞれのポイント獲得率を分析。現在BIG3と呼ばれるロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョ…

ATP(男子プロテニス協会)が公式サイトで、30年間の選手たちそれぞれのポイント獲得率を分析。現在BIG3と呼ばれるロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が30年間のデータでトップ3であると指摘している。【動画】錦織圭、対BIG3のスーパーショット集「魔法をかける男」ATPは1991年から試合の統計を記録し始めたため、ビヨン・ボルグ(スウェーデン)などのレジェンドは含まれておらず、マイケル・チャン(アメリカ)などはキャリアの一部のみ記録されている。

ただその中でフェデラー、ナダル、ジョコビッチのの3人だけがポイント獲得率54%以上を記録した。

ナダル 54.55% (96,208/176,360)

ジョコビッチ 54.40% (92,938/170,841)

フェデラー 54.17% (126,548/233,608)

またBIG3に次ぐ53%台の選手は以下の4人となっている。

ピート・サンプラス(アメリカ) 53.51% (72,318/135,143)

アンドレ・アガシ(アメリカ) 53.40% (72,750/136,240)

アンディ・マレー(イギリス) 53.17% (72,316/135,997)

アンディ・ロディック(アメリカ) 53.07% (63,770/120,153)

テニスファンの中ではフェデラー、ナダル、ジョコビッチの内誰が史上最高かで議論になることも多々あるが、ATPは今回の数字について、3人を一緒に評価するのにふさわしく、BIG3の壁は高いとしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は左からジョコビッチ、ナダル、フェデラー

(Getty Images)