ラ・リーガ第16節、セビージャvsビジャレアルが29日にサンチェス・ピスフアンで行われ、ホームのセビージャが2-0で勝利…

ラ・リーガ第16節、セビージャvsビジャレアルが29日にサンチェス・ピスフアンで行われ、ホームのセビージャが2-0で勝利した。なお、ビジャレアルMF久保建英はベンチ入りも出場機会はなかった。

前節、アスレティック・ビルバオと引き分けて上位陣で唯一勝ち点を取りこぼした4位のビジャレアル(勝ち点26)。束の間のクリスマス休暇を経て、2020年ラストマッチとなる今節は6位のセビージャ(勝ち点23)との上位対決に臨んだ。

直近2戦連続で出番がない久保は引き続きベンチスタートとなり、モイ・ゴメスとフェル・ニーニョがエースFWジェラール・モレノと共に3トップで起用された。

スロースタートの印象が強い両チームだが、試合は早い時間帯に動く。開始5分、ボックス手前でアクーニャがシュートを放った際にDFフォイスの手にボールが当たる。一旦プレーは流されたが、オンフィールドレビューの結果、ハンドの判定でセビージュにPKが与えられる。これをキッカーのオカンポスが冷静に決めて8分の先制点とした。

やや不運な形から先手を奪われたビジャレアルはここからボールを握って反撃に転じていく。サイドで数的優位を作り出しながら局面の打開を図るが、中央をきっちり締めるセビージャの堅守に手を焼く。とりわけ、売り出し中のフェル・ニーニョが相手2センターバックに完璧に封じ込まれ、決定機まで至らない。

一方、リードを手にしたセビージャはやや守備よりの戦い方を選択し、手数をかけないカウンターからあわよくば2点目を目指すが、ジエゴ・カルロスの強さを生かしたセットプレーを除き攻め手は少なかった。

1点ビハインドで試合を折り返したビジャレアルはフォイスに代えてジェレミ・ピノを投入。この交代でジェレミ・ピノが左ウイングに入り、モイ・ゴメスがインテリオール、パレホがアンカーにポジションを下げる。

この交代で一気に追いつきたいアウェイチームだったが、痛恨のミスから2点目を奪われる。53分、ハーフウェイライン付近で持ち上がったペーニャがオカンポスにボールを奪われてハイラインの裏へスルーパスを出されると、中央を抜け出したエン=ネシリにGKとの一対一を難なく決められた。

前半に続き後半も立ち上がりに失点を喫したビジャレアルは、逃げ切り態勢に入ったホームチームを押し込むところまで持ち込むが、なかなか最後の場面で相手に脅威を与えられない。63分にはフェル・ニーニョを諦めてチュクウェゼを投入し、ジェラール・モレノを最前線に移す。

この選手交代をキッカケにようやく攻撃の糸口をつかみ始めたビジャレアルは70分過ぎに続けて決定機。73分には左サイドをドリブルで持ち上がったペドラサがカットインから右足のシュート。その直後にもジェレミ・ピノのボックス内での仕掛けからファーでパスを受けたチュクウェゼが左足のシュートを放つが、いずれもGKブヌの好守に阻まれる。

その後、83分に中盤を削ってストライカーのバッカをピッチへ送り込んだセビージャだが、最後までセビージャの堅守を打ち破ることはできず。この結果、敵地で古巣セビージャに完敗のエメリ監督率いるチームは第3節バルセロナ戦以来、13戦ぶりの敗戦で2020年の戦いを終えることになった。