2020年12月14日*、ダブルダッチの国際大会『National Double Dutch League DOUBLE DUTCH HOLIDAY CLASSIC』(ナショナルダブルダッチリーグ ダブルダッチホリデークラシック)が”VIR…
2020年12月14日*、ダブルダッチの国際大会『National Double Dutch League DOUBLE DUTCH HOLIDAY CLASSIC』(ナショナルダブルダッチリーグ ダブルダッチホリデークラシック)が”VIRTUAL COMPETITION”(映像審査) として開催された。
(*日本時間)
国内最大規模のダブルダッチの学生大会『Double Dutch Delight Japan』を勝ち抜いた上位チームのみがステージに立つことを許される国際大会、それが『NDDL DOUBLE DUTCH HOLIDAY CLASSIC』、通称“NDDL”。
例年アメリカ・ニューヨークにあるアポロシアターで大々的に開催される党大会だが、今年は新型コロナウイルスの世界的流行により、NDDL史上初となる“VIRTUAL COMPETITION”=映像審査の形をとっての開催に。
Double Dutch Delight 2020 のホームページより
音楽の抑揚やリズムに合わせプレーを行う“ジャパニーズスタイル”を確立させ、世界的にもダブルダッチ強豪国という認知を得ている日本。なかでも例年NDDLで激戦区となっている中学2年生以上の「ADVANCED部門」において、日本勢が優勝するか否かが大きな注目点となる。
そんな中、そのADVANCED部門で歴史を揺るがすもう1つの”NDDL初”が。それは優勝チームがなんと日本の高校生!
その名も「BRASH×BRUSH」。迫力あるアクロバットをはじめ、磨き上げられた各技の安定感と細部まで工夫が施された見せ方は、“BRUSH”の名に恥じることなく磨き上げられていた。
Double Dutch Delight Japan 2020「BRASH×BRUSH」/ Photo by YAMADAI
Double Dutch Delight Japan 2020「BRASH×BRUSH」/ Photo by YAMADAI
Double Dutch Delight Japan 2020「BRASH×BRUSH」/ Photo by YAMADAI
これまで大学生チームが優勝することは幾度となくあったが、今回は世界各国の強豪のみならず、国内の大学生チームも抑えての優勝。2018年からの3連覇目を、かつてない偉業達成という形で更に盛り上げてくれた。
同部門には3位に「Cleo」、4位には「釵威華」、7位に「camellia」がランクインしている。
「BRASH×BRUSH」YURIA 優勝インタビュー!
ダブルダッチマン編集部では、史上初の優勝を果たしたBRASH×BRUSHのメンバー・YURIA(MIYAKO JUMP ROPE)にインタビューを敢行!
YURIA / 写真提供: DOUBLE DUTCH GRANDPRIX 2020
――史上初となる高校生での優勝おめでとうございます! 優勝したときの気持ちを教えてください。
あまり実感が無かったですが「やっとNDDLで1位になれた!嬉しい!!」って気持ちが大きかったです。京都市長さんへ表敬訪問をさせて頂いた時などに、たくさんの方々から「おめでとう!!」「このご時世に、明るいニュースをありがとう!」と言ってくださり、少しずつ実感が沸いてきました。
――今年は動画審査でしたが、優勝する自信はありましたか?
正直、全くなかったです(笑)。過去に2度NDDLに出場させて頂き、2回目の時にはすごく自信があったのですが、7位という結果で悔しい思いをしたので…。
何も期待しないのが自分のためだと思っていました。
――応援してくれた人に向けて一言お願いします!
今まで応援、サポートし続けてくださった皆様。本当にありがとうございました!!
BRASH×BRUSHだけでは、このNDDL1位は絶対に取れなかったです。たくさんの方々に応援して頂けたり、ライバルチームからは良い刺激を貰えたり、本当に周りの環境に恵まれていると思います。
これからも感謝の気持ちを忘れずに、謙虚に、ひたむきに頑張って行きます。これからのBRASH×BRUSHも、楽しみにしていてください!
このほかにもNDDLに進出した全チームの動画が解禁されている*ので、ぜひそのハイクオリティな”ジャパニーズスタイル”に釘付けになって頂きたい。