パリ大会、ツアー最終戦で優勝し最高の形で1年を締めくくったメドベデフ海外メディ…
パリ大会、ツアー最終戦で優勝し
最高の形で1年を締めくくったメドベデフ
海外メディア『tennishead】によると、世界ランキング4位のダニール・メドベデフ(ロシア)について、現コーチのジル・セルバラ氏が来シーズンに向け「大きな自信と希望を掴んでいる」と語っているという。
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今シーズンのメドベデフはグランドスラムのタイトルを掴むことはできなかったものの、USオープンでは4強に進出し、世界ランキングではロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて4位に浮上。パリ大会・最終戦ともに優勝を飾り、最高の形で2020年シーズンを締めくくった。
セルバラ氏によれば、今季の中で最も印象に残った瞬間は最終戦の優勝であったという。その理由について、「このように勝利で終わると、自信を持って新シーズンをスタートさせることができる」とした上で、「自分たちがやってきたことに自信が持てるようになる。時には数週間勝てないことがあっても、『大丈夫だ』と言い聞かせることができるんだ」とコメントを残している。
安定して好成績を収めたメドベデフだったが、苦手とするクレーコートでは結果を残せず、全仏オープンでは1回戦負けを喫するなど、苦しい時期もあった。それでもセルバラ氏は「優勝した時、苦しい時でも頑張っていたことが、良い方向に向かっていたということなんだと実感する。それが今年の一番の喜びだ」と、最終戦での勝利を満足げに振り返った。
メドベデフの結果が評価され、2019年に続いて2020年もATPコーチ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたセルバラ氏。「ダニール(メドベデフ)とのつながりは、多くのことがミックスされたものだ。私はダニールのことを理解しているし、彼の考え方や働き方も理解している」と、選手との良好な関係こそが強さの秘訣であることを語った。
BIG3の存在を脅かすほどのポテンシャルを見せながらも、依然としてグランドスラム優勝の栄冠には手が届いていないメドベデフ。来季は更なる高みを目標に、活躍を期待したいところだ。
文=中村光佑