ナントは26日、元フランス代表監督のレイモン・ドメネク氏(68)の新監督就任を正式に発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 今季のナントはリーグ・アン第16節を消化時点で3勝7敗6分けの15位に低迷。この成績不振を受けてクラブは8…

ナントは26日、元フランス代表監督のレイモン・ドメネク氏(68)の新監督就任を正式に発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。

今季のナントはリーグ・アン第16節を消化時点で3勝7敗6分けの15位に低迷。この成績不振を受けてクラブは8日、2019年8月からチームを率いていたクリスティアン・グルキュフ前監督を解任していた。

そして、後任監督にはフランスメディアによる既報通り、ドメネク氏が就任することになった。

現役時代にフランス代表DFとして活躍したドメネク氏は、1990年代半ばから2000年代前半にかけてU-21フランス代表を指揮し、2004年から2010年まではフランス代表も指揮。

2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)では準優勝に導いた一方、2010年南アフリカW杯ではニコラ・アネルカの代表追放をキッカケに選手たちがボイコット問題を起こす醜態を世界中に晒したことで、大きな批判を浴びた。

南アフリカW杯後に同国代表監督を退任以降はその強烈なキャラクターを武器に解説者などを務め現場から離れていたが、今回のナント指揮官就任によって1993年のリヨン時代以来となるクラブチームを率いることになる。