■アル…

■アルバルク東京vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@アリーナ立川立飛)

第1戦:12月26日15時5分 第2戦:12月27日15時5分

 12月に入って以降、アルバルク東京は8戦中わずか2勝。前節の宇都宮ブレックス戦を終えて今月3度目の連敗を喫した。

 第1戦では試合を通じてジョシュ・スコットを1得点に抑えたが、前半、特に第2クォーターで背負った14-23というビハインドが最後まで響いて6点差で黒星。続く第2戦でも初戦の反省を生かせず第2クォーターで18-31と引き離された。アレックス・カークが31得点13リバウンドで気を吐いて一時8点差まで詰めたものの、計86失点で踏ん張りがきかなかった。この結果により勝敗は12勝11敗。今節のホームゲームは、勝率が5割を切る恐れもある重要な2連戦となる。

 年内最後の対戦相手は、現在16勝7敗で西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。その名古屋Dは前節の滋賀レイクスターズ戦でも白星を積み上げ、連勝を5に伸ばした。初戦では各クォーターの失点を10点台に抑え、攻めてはペイントエリア内から50得点を奪って21点差の快勝。第2戦では77-70となったものの、第3クォーターで作ったリードを守り抜いた。

 ここまで全試合にスタメン出場し、名古屋Dでも正司令塔の座を掴んだ齋藤拓実は、2節連続で古巣との対戦。アリーナ立川立飛に凱旋する背番号2が、今季初対決のA東京相手にどんな試合を組み立てるか注目だ。

 その齋藤とのマッチアップが予想される安藤誓哉は、前の試合ではわずか3得点。須田侑太郎の欠場が続いているだけに、勝利へは安藤の得点力も必要になってくる。主将としても、この苦しい状況を打破できるか。

文=小沼克年

■ロスター

・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)

デション・トーマス

小島元基

安藤誓哉

ケビン・ジョーンズ

ザック・バランスキー

須田侑太郎

菊地祥平

竹内譲次

平岩玄

田中大貴

津山尚大

アレックス・カーク

小酒部泰暉 ※特別指定

・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)

小林遥太

齋藤拓実

ジェフ・エアーズ

菊池真人

張本天傑

安藤周人

レオ・ライオンズ

中東泰斗

中務敏宏

笹山貴哉

ジャスティン・バーレル

木下誠

狩野祐介