ミット打ち中に放たれた恐怖の左フックとは… ボクシングの元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)は11月、エキシビションマッチにて54歳でのリング復帰を果たした。注目を浴びた一戦から間もなく1か月が経過するが、トレーナーを務めるハ…

ミット打ち中に放たれた恐怖の左フックとは…

 ボクシングの元ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン氏(米国)は11月、エキシビションマッチにて54歳でのリング復帰を果たした。注目を浴びた一戦から間もなく1か月が経過するが、トレーナーを務めるハファエル・コルデイロ氏がミット打ち動画を公開。あわや顔面に直撃しようかというタイソンの猛烈左フックの映像に、海外ファンからは「風で倒されそう」「ミリ単位まで詰めてるじゃないか」などと反響が寄せられている。

 危うくKOするところだった。上下白の装いで、コルデイロ氏を相手にミット打ちをするタイソン。ボディーに2発を打った、その直後だった。ミットを構えていないコルデイロ氏の顔面に目掛け、ものすごい勢いで左フックを放ったのだ。当てるつもりはなかったと思われる拳は、鼻先をかすめるようにして空振り。あわやクリーンヒットという恐怖のパンチだった。

 実際の動画をコルデイロ氏は自身のインスタグラムで公開。「左フック!」と文面につづられた投稿には、海外ファンから「ワオ!」「タイソンは未だに素晴らしいね!」「凄いな」「ミリ単位まで詰めてるじゃないか」「見てるだけでKOされた」「(パンチが起こす)風で倒されそうだ」「破壊」などと反響が寄せられている。

 タイソンは11月のエキシビションマッチでロイ・ジョーンズJr.氏と対戦。15年ぶりのリングで50代とは思えない動きを披露していた。次戦についても注目されるが、今度はどんな姿を見せてくれるのだろうか。(THE ANSWER編集部)