グランドスラムで5度の優勝経験がある元テニス選手、マリア・シャラポワ(ロシア)が、プロテニス選手が競技生活を止めるタイミ…
グランドスラムで5度の優勝経験がある元テニス選手、マリア・シャラポワ(ロシア)が、プロテニス選手が競技生活を止めるタイミングについて語った。ウェブメディアEssentially Sportsが報じている。【写真】実は貴重な、シャラポワのビキニ写真
今年2月に32歳で現役を引退したシャラポワはインタビューの中で、引退前にこの点について何度も検討したことを明かした。
「引退を発表するまでの数ヶ月の間、それについて考えていたの。答えは自分自身の中にあるものよ。何を感じているのか、身体はどんなメッセージを発しているのか、そして心はどんなメッセージを発しているのか」
選手は常に家族や友人に助言を求めることができるが、最終的な決断は自分に委ねられているのだとシャラポワは言う。
「影響は受けたっていいし、親しい人たちに正しい決断へと導いてもらっても構わない。でも最終的には、自分のキャリアの動力源は自分。自分で意思決定をすることを受け入れなければいけないわ」
現役時代、シャラポワはテニスにすべてを捧げていたが、引退直前になると、他の関心事に切り替えるべき時だと気づいたという。
「時間は貴重で、価値あるものだとわかっているわ。何かにイエスと言えば、それは献身を意味する。100%身を捧げるのよ。私はこのモットーに突き動かされていたの。練習があれば、行かなければいけない。自分のすべてを注ぎ込んでね」
シャラポワは無理をしてでも練習やトレーニングをこなしていたが、競争したいという衝動を失っていることを実感。その時、永遠にラケットを置くべき時が来たのだと気づいたという。
「そして気づいたの。私は自分の身体のために練習を続けているって。身体を十分戦える状態にしようとしているだけで、競い合うことや試合からはほとんど離れてしまっていた。いつだってそういう境地に達する少し手前の状態だったけど、身体が緩みを許してくれなかったの。身体はひたすら競争してそれを楽しむことを求めていた」
2004年に17歳で優勝した「ウィンブルドン」をはじめ、生涯グランドスラムを達成したシャラポワは、周囲との話し合いを経て、次のステップへと進むことを決断した。
「チームのみんなと活発に話をしたわ。うまく処理するのは大変だった。そして、テニスをしていた期間にもたくさんの価値があるって気づいたの。他の多くのことにいい形で、もっと意味ある形で生かせることがあるって。長い間、それはテニスだった。これからは人生の他のことにそれを活かせると思えたし、それに献身すると決めたのよ」
引退後、シャラポワは起業家としての道を選択。自身の名をもじったキャンディ会社を所有するほか、ファッションやインテリアデザインにも携わっている。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」でのシャラポワ
(Photo by Mike Kireev/NurPhoto via Getty Images)