23日、第100回天皇杯準々決勝の2試合が行われた。 2020シーズンの明治安田生命J2リーグを制した徳島ヴォルティスは…
23日、第100回天皇杯準々決勝の2試合が行われた。
2020シーズンの明治安田生命J2リーグを制した徳島ヴォルティスは、アマチュアシードとして参加しているHonda FCとノエビアスタジアム神戸で対戦した。
リーグ戦と変わらないメンバーで臨んだ徳島。しかし、前半はHonda FCのアグレッシブなプレーにペースを握れない。
Honda FCは前からのプレスをかけるとともに、システムも4バックと3バックを試合中に切り替えるなどし徳島に攻撃の形を作らせない。
最初にチャンスを作ったのはHonda FC。右サイドからカットインした佐々木俊輝がボックス内に入り左足シュート。しかし、これはGK上福元がキャッチする。
徳島は39分にファーストシュート。右サイドからの藤田のクロスがクリアされると拾った小西が西谷にパス。西谷の落としを岩尾がミドルシュートで狙ったが、シュートは枠を外れた。
攻めあぐねていた徳島だが、少ないチャンスをしっかりと決める。42分、浜下が相手スローインを奪うと、こぼれ球を鈴木がシュート。DFにブロックされるもこぼれ球を拾いドリブルで抜けると、ボックス内右からファーサイドに流し込み、徳島が先制に成功する。
前半終盤に先制した徳島だがHonda FCも前半の最後にチャンス。アディショナルタイム1分に堀内のスルーパスに抜け出した原田開がボックス内左からシュート。しかし、これはGK上福元がしっかりとセーブする。
徳島が1点リードで迎えた後半も徳島が主導権を握る。垣田とのワンツーで抜け出した浜下がドリブルで持ち上がるとスルーパス。これに反応した鈴木がボックス内で逆サイドに流し込むシュートを決め、徳島がリードを2点に広げる。
2点リードとした徳島は鈴木と浜下を下げて、清武功暉、渡井理己を投入する。
すると58分、その清武が持ち味を発揮。丁寧にスルーパスを出すと、裏に抜けた垣田がボールを触りにいく。その際、飛び込んだGK白坂楓馬が垣田を倒したとして徳島がPKを獲得。これを岩尾がしっかりと中央に決めて、リードを3点とする。
リードを広げた徳島は64分に垣田を下げて河田篤秀を投入。さらに岩尾に代えて、梶川諒太を投入した。さらに75分に藤田に代えて岸本武流を起用。交代枠を使い切った。
徳島は隙あらばさらに追加点を奪いに行きながらも、冷静にポゼッションし、試合の主導権を渡さない。Honda FCに攻め込ませず、時計を徐々に進めていきなら試合巧者ぶりを見せると、そのままタイムアップ。
徳島が3-0で強さを見せ、Honda FCを下した。Honda FCは2大会連続でベスト8で姿を消すこととなった。
なお、勝利した徳島は史上初のベスト4入り。27日の準決勝で今シーズンの明治安田生命J1リーグで2位になったガンバ大阪と対戦する。
徳島ヴォルティス 3-0 Honda FC
【徳島】
鈴木徳真(前42、後5)
岩尾憲(後14)