「スポーツ界の名珍場面総集編」―7月、珍しい“ダブルノックダウン”が発生 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面202…

「スポーツ界の名珍場面総集編」―7月、珍しい“ダブルノックダウン”が発生

 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は7月、ボクシングの興行で生まれたあるシーンだ。米興行大手・トップランク社が主催したウェルター級ノンタイトル4回戦で、初回に2人同時に倒れる“ダブルノックダウン”が発生。実際の動画には「レアで特別な瞬間だね」と海外ファンから驚きの声が上がっていた。

 まさに相打ちだ。リング中央で向かい合ったコーリー・チャンピオンとピーター・コルテス(ともに米国)。手前のコルテスが距離を詰めた次の瞬間だ。互いに右ストレートを繰り出した。両者ともにガードが空いており、右拳が顔面へと同時に着弾。チャンピオンは後ろに尻もちをつき、コルテスもガクンと膝が折れた。レフェリーが入り、同時にカウントを数え始める。珍しいダブルノックダウンだった。

 日本でも時折見られるシーン。トップランク社は公式インスタグラムで実際の動画を公開し「今までダブルノックダウンを見たことはある? もし無ければ、今これを見て」と文面につづって投稿した。

 動画を見た海外ファンからは「レアで特別な瞬間だね」「クレイジーだね」「ずっとこれを見たいと思ってきた」「まじか(笑)」「レフェリーはどっちのカウントを数えるの?」「可愛いノックダウンだ」「面白い!」と反響が集まっていた。両者とも立ち上がった試合は、チャンピオンが再びダウンを奪って初回2分23秒でKO勝ちを収めた。(THE ANSWER編集部)