サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏がユベントスで決めたフリーキックだ。

長らくユベントスでプレーし、アイコンとしても多くのサポーターに愛されたデル・ピエロ氏。名実ともにレジェンドとして活躍した。

FKも得意としたデル・ピエロ氏は、2008年9月17日に行われたチャンピオンズリーググループステージのゼニト戦では、長い距離から豪快な直接FKを決めている。

0-0のまま迎えた76分、相手陣内央やや左でユベントスがFKを獲得すると、キッカーのデル・ピエロは、かなりゴールから距離のある位置から直接シュートを放つ。右足から放たれた豪快な一発は、右巻きのジャイロ回転をしながら、ゴールへ飛んでいく。回転数の少ないボールに相手GKはコースを読むことができず、豪快なシュートがゴール右に突き刺さった。

この直接FKがこの試合唯一の得点となり、ユベントスが1-0で勝利している。