「スポーツ界の名珍場面総集編」―2月の4大陸選手権のハプニングが話題に 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020…
「スポーツ界の名珍場面総集編」―2月の4大陸選手権のハプニングが話題に
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は2月のフィギュアスケート4大陸選手権で2位に入った当時15歳のユ・ヨン(韓国)を襲ったハプニング。表彰セレモニーで転んでしまうシーンが発生し、米記者が実際の様子を公開すると「慣れなさ過ぎて可愛すぎ」と話題を呼んだ。
キム・ヨナ以来、韓国勢11年ぶり表彰台という快挙を飾ったユ・ヨンにまさかのハプニングが待っていた。表彰式が終わり、3人そろって国旗を持って会場を一周するウィニングラン。優勝した紀平梨花とブレイディ・テネルに続いて滑り、客席に向かって手を振っていたユ・ヨンがコーナー付近で曲がろうとすると突然、転んでしまった。
原因はセレモニー用に敷かれていたカーペット。客席に一生懸命に手を振るあまり、やや暗い会場で足元に注意が向かず、躓いてしまったようだ。照れくさそうに立ち上がると、何事もなく笑みを振りまいて滑り始め、会場を安堵させたユ・ヨン。そんな様子を米名物記者のジャッキー・ウォン記者は自身のツイッターに3枚の画像に分けて公開し、驚いた様子だった。
日本のネット上でも「最後まで可愛すぎか」「慣れてなさ過ぎて可愛すぎ」「表彰台初心者あるあるで可愛かった」「すごく緊張していたのね…」「転倒も可愛い」などとコメントが続々。国際大会の際にセレモニー用のカーペットが敷かれることと珍しくなく、稀にこうしたハプニングは起こる。事故につながらかなったこともあり、ほっこりとした反響が広がっていた。
大会では3回転アクセルを完璧に決め、長い手足を生かしたダイナミックな演技で会場を惹き込んだ。今季初戦となったグランプリ(GP)シリーズNHK杯は7位に終わったが、まだまだ伸びしろを感じさせる16歳。現在は日本とロシアが激しい争いを繰り広げる女子戦線で割って入る存在になるか、今後も注目したい逸材だ。(THE ANSWER編集部)