陸上競技のウサイン・ボルト(ジャマイカ)がAIPS・国際スポーツプレス協会が選出する2016年のアスリートオブザイヤーに決まった。ボルトは史上最多となる6度目の受賞。女子はリオ五輪の体操競技で4つの金メダルを獲得したシモーネ・バイルス(米国…

陸上競技のウサイン・ボルト(ジャマイカ)がAIPS・国際スポーツプレス協会が選出する2016年のアスリートオブザイヤーに決まった。ボルトは史上最多となる6度目の受賞。女子はリオ五輪の体操競技で4つの金メダルを獲得したシモーネ・バイルス(米国)で初めての受賞。

陸上100m、200m、4×100mリレーの3冠を北京、ロンドン、リオ五輪の3大会連続で達成。金メダル合計9個を持つボルトはこれで2年連続6度目の受賞となる。得票数は1149で全体票の33.42%を占めた。

2位は五輪金メダル23個を持つ競泳のマイケル・フェルプス(米国)で得票490、14.25%。3位はサッカーのクリスティアーノ・ロナルド(ポルトガル)で同387、11.26%。以下テニスのアンディ・マレー(英国)、F1のニコ・ロズベルグ(ドイツ)、サッカーのリオネル・メッシ(アルゼンチン)、バスケットボールのジェームス・レブロン(米国)、テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、陸上競技のモハメド・ファラー(英国)、テニスのフアン・デルポトロ(アルゼンチン)と続いた。自転車ロードレースのクリストファー・フルームとファビアン・カンチェラーラはトップテンを逃した。

女子は19歳のバイルスが得票数524、15.24%で1位。2位は競泳のカチンカ・ホッスー(ハンガリー)で472、13.73%。3位はテニスのセレーナ・ウィリアムズ(米国)で361、10.5%。

日本選手は男子に体操の内村航平がノミネートされていたが、トップテン入りはしなかった。

同賞は男子、女子、チーム、大会の4部門でその年に最も活躍したスポーツ選手やチーム、大会を所属記者の投票によって選出する。投票は同協会に所属する110カ国、382人のスポーツ担当記者が行った。

2016アスリートオブザイヤーの最優秀チーム賞は岡崎慎司の所属する英国レスター

2016アスリートオブザイヤーの最優秀チーム賞は岡崎慎司の所属する英国レスター

国際スポーツプレス協会がその年の最高殊勲選手を選出した

国際スポーツプレス協会がその年の最高殊勲選手を選出した