サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、サンプドリアに所属するウルグアイ代表MFガストン・ラミレスが決めたフリーキックだ。

サウサンプトンでも日本代表DF吉田麻也と同僚だったガストン・ラミレスは、2017年夏にミドルズブラからサンプドリアへと加入。吉田が2020年1月にサンプドリアに加入すると、再びチームメイトとしてプレーしている。

得意の左足を武器に、サンプドリアではセットプレーのキッカーを担うこともあるガストン・ラミレスは、2020年2月8日に行われたセリエA第23節のトリノ戦でも見事な直接FKを沈めている。

0-1とサンプドリアがビハインドで迎えた70分、ペナルティーアーク右の絶好の位置でサンプドリアがFKを獲得すると、キッカーのガストン・ラミレスが、ほとんど助走を取らずに、コンパクトな振りからシュートを放つ。ボールは美しい弧を描きながら、壁を越え、ゴール右上の完璧なコースにFKが決まり、見事な同点弾となった。

この文句なしのFKには相手GKもほとんど動けず。何もできなかった悔しさからか、ボールを拾うと思い切りパンチし、やり場のない怒りをぶつけていた。試合はガストン・ラミレスの2点目などで逆転に成功したサンプドリアが3-1で勝利している。