アビスパ福岡は19日、MF鈴木惇(31)の契約満了を発表した。 鈴木は地元福岡県出身で、福岡のU-12、U-15、U-1…

アビスパ福岡は19日、MF鈴木惇(31)の契約満了を発表した。

鈴木は地元福岡県出身で、福岡のU-12、U-15、U-18でプレー。2007年に2種登録されると、2008年にトップチームへ昇格する。

2013年には東京ヴェルディへ完全移籍。2015年に福岡に復帰すると、2017年には大分トリニータへと期限付き移籍を経験。その後は福岡でプレーを続けた。

今シーズンは明治安田生命J2リーグで18試合に出場し1得点を記録していた。通算成績では福岡でJ1通算39試合1得点、J2通算254試合22得点だった。

鈴木はクラブを通じてコメントしている。

「アビスパ福岡の皆様、今シーズンいっぱいで退団する事になりました」

「今シーズン、J1昇格を果たす事ができたのは、選手の頑張りはもちろんのこと、クラブスタッフ、パートナー企業の皆様、サポーターの皆様、アビスパ福岡に関わる全ての人の力があっての事だと思います。チームを支えてくれた皆様、本当にありがとうございます」

「アビスパ福岡でのキャリアには終止符が打たれましたが、まだまだ前を向いて進んでいきたい気持ちしかありません」

「モサモサのロン毛に学生服でスタジアムに登場してJリーグデビューをし、それから「博多の一休」というキャッチフレーズをつけてもらったり、金髪にしてみたり、移籍をしたり、色々な事がありました」

「次はどこの一休になるのか、まだ何も決まってませんが、新天地でも、今日より明日、明日より明後日の自分が進化しているように、1日1日、全力を尽くして、成長し続け、その先にたくさんの人の笑顔が生まれるように、サッカーを突き詰めていきます。ありがとう、アビスパ福岡」