サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラス…

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回はセビージャのスペイン人MFオリベル・トーレスが記録したアシストだ。

アトレティコ・マドリーの下部組織出身のオリベル・トーレスは、若くから将来を嘱望されながらも伸び悩み、2014年夏にポルトに移籍。2019年夏にセビージャに加入し、スペイン復帰を果たしている。

名前のオリベルは、世界的人気を誇るサッカー漫画『キャプテン翼』の主人公である大空翼のスペイン名オリベル・アトムに由来することから、日本ではしばしば”スペインの大空翼”と呼ばれることもある同選手だが、2020年12月15日に行われたコパ・デル・レイ1回戦のシウダ・ルセナ戦では、見事なアシストを記録している。

開始早々の2分、セビージャが左サイドを攻め上がると、中央のオリベル・トーレスにパスが入る。パスカットに来た相手に背を向けながらパスを受けたオリベル・トーレスは、トラップしながらのターンで華麗に前を向くと、右サイドでフリーになっていたMFオスカル・ロドリゲスにパス。このパスをボックス内で受けたロドリゲスが、冷静に追手をかわしてゴールを決め、いきなりの先制点を挙げた。

このゴールで勢いに乗ったセビージャは、3-0と危なげなく快勝している。