19歳で世界37位のシナーにリュビチッチがべた褒めテニス界のレジェンド、ロジャ…
19歳で世界37位のシナーに
リュビチッチがべた褒め
テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーのコーチを務めるイワン・リュビチッチ氏が19歳で世界37位のヤニック・シナー(イタリア)について、その才能を高く評価していることを「tennishead」が報じている。
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シナーは2019年に18歳で「Nxet Gen ATPファイナルズ」を優勝し、早くからそのポテンシャルの高さを遺憾なく発揮している。19歳を迎えた今年は全仏オープンで初のグランドスラムベスト8進出、そして「ソフィア・オープン」(ブルガリア・ソフィア/ATP250)で初タイトルを獲得し、2008年の錦織圭以来、最も若い19歳と90日での快挙を成し遂げた。現在も好調をキープし、世界ランキングは37位の好位置につけている。
7歳の頃にテニスを始めたシナーだが、5年前まではテニスよりもスキーに熱中し、イタリアスキーのジュニアチャンピオンに輝いた功績を持つ。自身も「僕が育った地域ではスキーをやることが当たり前だった」と語っているほどで、幼い頃はオリンピック金メダリストの元アルペンスキーヤー、アルベルト・トンバ氏に憧れて育った。
リュビチッチ氏はシナーの能力について、スキーで培った経験が活きているのではないかといった見解を示している。「彼(シナー)は技術的、精神的、そして肉体的にも卓越した才能を持っている。全仏であのナダルに対してベストなテニスをした」とした上で、「テニスでアルベルト・トンバ氏のようになるのに、それらの3つの才能を活かすことができる」と語っている。
また、リュビチッチ氏は「彼はまだ発展段階。だが、トップに到達するためにどれだけの努力を要するのかすでに理解している」とシナーを称賛。これからの活躍に大きな期待を寄せているようだ。
コート上では19歳とは思えない落ち着きぶりを見せているシナー。来シーズンはビッグタイトルの獲得を目標に、一体どのようなプレーを見せてくれるのか非常に楽しみだ。
文=中村光佑