レアル・マドリーは今季限りで終了するセルヒオ・ラモスの更新問題に慎重に対応している。クラブは冬の移籍市場でラモスの代わり…
レアル・マドリーは今季限りで終了するセルヒオ・ラモスの更新問題に慎重に対応している。クラブは冬の移籍市場でラモスの代わりを担いうる興味深い逸材を探ると同時に、急がずに決定を下すという考えを持っている。
スペイン代表で負傷したラモスは復帰後、ボルシア・メンヒェングラートバッハとのチャンピオンズリーグの試合、アトレティコ・マドリーとアスレティック・ビルバオとのラ・リーガの試合の3試合に出場している。しかし、直近のパフォーマンスは、同選手が負傷前に見せたレベルからは程遠く見えた。コーチングスタッフを含む一般的な感覚としては、ナチョがラモスの欠場を的確にカバーしたというものである。
復帰後のラモスは、遅くてミスも多い、疑問を持ちながらプレーしている。彼は紙面の見出しを飾るべくゴールを狙って頻繁に攻撃参加しているが、昨シーズン終盤のような神がかり的な運は使い果たしてしまったようだ。さらに、彼の最高のパフォーマンスを必要としているチームのディフェンス面には、多くの疑問が生まれている。
ナチョは守備意識が高く安定したパフォーマンスを披露していた。ラモスがスタメンに戻ったことで、ヴァランはラモスが作った守備のギャップを埋めるためにより働かなければならず、メンディはキャプテンの仕事を増やさないために左サイドをしっかり閉じることにより一層集中する必要があるため攻撃時での存在感を失っている。ラモスは積み重ねてきた経験をもってしても、直近のパフォーマンスで露わになっているスピードの欠如をカバーできていない。
だが、ジネディーヌ・ジダン監督はラモスの能力を疑うことはなく、時間と共に乗り越えられる一種の不振にすぎないと考えている。そして、一部ではここ数週間チームを引っ張り、チャンピオンズリーグとラ・リーガの両方でチームを救っているベンゼマにリーダーとして統率権を与えるべきだろう。
セルヒオ・ラモスの危機は、最もタイミングの悪い時にやってきた。彼の契約を更新する必要性について、しばらく前から組織内で議論が起こっていた。マドリーの次なるプロジェクトは、キャプテンとの契約を更新しないという決断から始めなければならないとの主張が日々増えている。
クラブは冷静に判断している。契約が更新されないことを確認する前に、保険として代わりの選手を見つけておくことが必要不可欠であるため、クラブは時間を稼ぎたいだろう。