FCバルセロナとアメリカの繋がりは、今後数ヶ月の間にさらに深まっていく可能性がある。セルジーニョ・デストとコンラッド・デ…
FCバルセロナとアメリカの繋がりは、今後数ヶ月の間にさらに深まっていく可能性がある。セルジーニョ・デストとコンラッド・デ・ラ・フエンテのほかに、ブラウグラナのチームはクラブで3人目のアメリカ人選手を獲得する可能性がある。
バルサが密着しているのは、メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のスポルティング・カンザスシティ所属MFジャンルカ・ブシオである。
まだ18歳のブシオは、元バルセロナのイリエ・サンチェス(トップチーム経歴はなし)らと共有する“ウィザーズ(チームの愛称)”の中盤ポジションを獲得している。イタリア人の父とアフリカ系アメリカ人の母を持つ混血のミッドフィールダーは、足元の高いスキルから繰り出されるラストパスのアイデアと精度、無尽蔵のスタミナで守備での仕事でも貢献できる選手である。また、瞬間的なスピードとチェンジオブペースで驚くほど簡単に相手をかわすことを可能にしている。
バルサは約1年前からブシオを追い始めた。今月31日をもって契約が満了する同MFには、バイエルン・ミュンヘンやプレミアリーグ、イタリア・セリエAのビッグクラブを含むヨーロッパの主要クラブが興味を持っている。400万ユーロ(約5億円)の価値があるブシオを無償で獲得できるとあれば、強豪クラブがこぞってアプローチするのも無理はない。
また同選手がイタリア国籍を持っていることも、欧州でプレーする上でのインセンティブとなっている。
ジャーナリストのキム・ミロとのインタビューでは、ブシオ自身もブラウグラナのジャージを着ることに喜びを感じていた。
「バルサでプレーしたい。バルサは個人的に僕に連絡してこなかったが、もしかしたら代理人が連絡を受けているかもしれない。僕に関心があることは理解しているし、それが正式なものになった場合は、オファーを拒否することは非常に困難だろう」と、ブラウグラナへの憧れを表現している。
今日までバルサはあえてブシオにオファーを出していない。クラブの微妙な経済状況は、他のクラブがどのような動きをするのか慎重に見守る必要がある。昨年、フィオレンティーナがスポルティング・カンザスシティに400万ユーロに近いオファーを出したが拒否されたことを忘れてはならない。
また、12月31日に終了するブシオの契約には2シーズンの延長オプションが含まれていることもポイントとなる。同選手の将来が気になるところだが、アメリカではこの冬にヨーロッパに行く可能性が高まっているようだ。