シュツットガルトは17日、スポーツディレクター(SD)を務める、スヴェン・ミスリンタート氏との契約延長を発表した。 20…

シュツットガルトは17日、スポーツディレクター(SD)を務める、スヴェン・ミスリンタート氏との契約延長を発表した。

2021年6月30日までの契約だったが、2年間延長し、2023年6月30日までの契約を結んだ。

その卓越した先見力から、“ダイアモンド・アイ”と呼ばれ、かつてはドルトムントで10年間スカウトを務めたミスリンタート氏。MF香川真司(無所属)やFWロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)、DFマッツ・フンメルスらを含む多くの有能な若手を発掘し、ユルゲン・クロップ監督とともにドルトムントに黄金期をもたらせていた。

その後、2017年11月にアーセナルのスカウティング部門のチーフに就任したミスリンタート氏は、MFルーカス・トレイラやMFマッテオ・グエンドウジ、さらにはドルトムントのツテを使って、FWピエール=エメリク・オーバメヤンや、DFソクラティス・パパスタソブーロスの獲得を成功させていた。

しかし、クラブとの軋轢もありアーセナルを退団。2019年4月からシュツットガルトで仕事をしていた。

今回の契約延長についてミスリンタート氏は、喜びを語るとともに、チームとともに歩んでいきたいと語った。

「シュツットガルトでの仕事を始めるにあたり、ここで働くことができることは大きなチャレンジであり、大きな名誉であると強調していた。1年半後、契約延長に合意したという事実は、シュツットガルトを安定させ、常に簡単ではない状況にも関わらず、スポーツ展開を前向きにスタートできたことに成功したことを示している」

「我々はこの道を一歩ずつ歩み続けていきたい。挫折や後退があることも知っている。ここでの将来をとても楽しみにしている。信頼できる協力関係を継続できる」