「スポーツ界の名珍場面総集編」―9月、NZ選手の振る舞いに反響「信じられない」 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面…

「スポーツ界の名珍場面総集編」―9月、NZ選手の振る舞いに反響「信じられない」

 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は9月に行われた米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの海外メジャー・全米オープンでの一幕だ。第3日の18番ホール、やる気のない様子で6パットを記録したダニー・リー(ニュージーランド)の動画を米メディアが公開。プロらしくない振る舞いに、海外ファンからは「信じられない」「あらら」などと反響が寄せられた。

 決められそうなパットを適当に打ち、行ったり来たりだ。予選を通過したリーは18番ホール、グリーン上での4打目、約1メートルのパットを外す。続くボギーパットも約50センチオーバーとすると、今度はしっかりアドレスもせずに打った。これが大きく外れると、再びしっかり構えずにパット。もはややる気は感じられない。

 続く一打もカップに嫌われ、6パット目でようやくカップイン。18番は「9」としてホールアウトし、通算13オーバー。イライラが爆発したリーは直後、パターでゴルフバッグを殴りつけるなど大荒れだった。実際の動画を米専門メディア「ゴルフ.com」や、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のアダム・シルバースタイン記者がツイッターに公開していた。

 海外ファンからは「信じられない」「あらら」「伝説的なパット打ちだな」「全然プロフェッショナルじゃない」「我慢ならなかったんだな!」「ワオ、爆笑」「ゴルフは時にあなたを狂わせる」などと反響が寄せられていた。リーは第3日終了後、手首の故障により棄権。自身の行いについてはツイッターで「醜い行為を謝罪する。プロらしくなく、浅はかだった」などと謝罪していた。(THE ANSWER編集部)