サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにするこ…

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがパリ・サンジェルマン(PSG)時代に決めたハットトリックだ。

今年で39歳を迎えながらもミランで好調を維持するイブラヒモビッチ。これまでアヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど錚々たるクラブの数々でゴールを決めてきた。

強靭な肉体から、自らのことを“ライオン“と称することもあるイブラヒモビッチだが、2013年11月9日に行われたリーグ・アン第13節のニース戦でも見事なハットトリックを決めている。

0-0で迎えた39分、右サイドからのDFグレゴリー・ファン・デル・ウィールのクロスにゴール前で合わせたイブラヒモビッチが、右足でゴールを決める。しかし、この時相手GKと交錯し、右ヒザを痛めた素振りを見せる。

ケガの心配もされたが、そのままプレーを続行すると、後半に入った57分、FWエディンソン・カバーニがボックス内で倒されて獲得したPKをしっかりと沈め、2点目をマーク。

最後は2-1と1点差に迫られた76分、右サイド深部に侵入したFWルーカス・モウラのクロスに頭で合わせたイブラヒモビッチが豪快なヘディングを叩き込み、見事なハットトリックを達成した。

並みの選手なら負傷交代していたかもしれない状況でもプレーを続け、ハットトリックを記録してしまうイブラヒモビッチの凄みが現れた大活躍であった。